小学館文庫<br> 人間交差点 〈8〉

小学館文庫
人間交差点 〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784091920188
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

川の流れに押し流される小舟のように、「運命」というに波に翻弄される人生。そこには、人と人とが出会うがゆえの、愛や憎しみ、喜びや悲しみがある。そんな人間模様を痛切に描き出した人間ドラマの傑作版。

▼第1話/一輪▼第2話/ささやき▼第3話/よどみ川▼第4話/凪▼第5話/丘▼第6話/赤い雨▼第7話/…の後▼第8話/夢の破片▼第9話/微笑(ほほえみ)▼第10話/夕暮れから▼第11話/雪●あらすじ/資金繰りがつかず、会社を倒産させてしまった小坂は、妻と小さな息子を連れて自殺をするために熱海にやってきた。生命保険で借金を返済しろと、サラ金業者につめ腹をきらされたためだ。だがそこで、息子がひどい熱にうなされてしまう(第1話)。▼今や、押しも押されぬ世界有数の自動車メ?カ?となった日豊自動車。その創設者のひとりである岡田宗介が、死を迎えようとしている。彼は優秀なエンジニアでありながら、役職につくことを拒み続けてきた男だった。何故、彼はそのようにひっそりと生きつづけなければならなかったのか?(第5話)。▼都会の片隅で、少女が瀕死の状態で発見された。身元を偽って生活していたために、彼女の年齢も、住所も、本名さえも、知るものは誰もいない。田舎から東京見物にきた、ただそれだけだったのに、それから2年後、都会に飲まれるように、彼女は死を迎えようとしている…(第6話)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaikoma

2
最初と最後の作品に尽きますね。どちらも一言で、美しいという単語に集約したいと思います(その言葉に沿った描写、内容ではないのですが敢えて)。どちらの作品も主人公たちが現世、来世で幸せになる事を望んで止みません。そのくらい人の命は尊く美しい。2023/02/25

満月-ya

0
★★★☆☆2013/10/15

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