小学館文庫<br> 鵺 〈中編〉

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小学館文庫
鵺 〈中編〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 329p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091912244
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

裏の稼業で主理の再仕官の資金を稼ぎ出そうとする篠夫。だが、可那枝を失った寂しさが、心にひそむ魔をはぐくむ。篠夫は大店の一人娘・お袖と所帯をもつが、相もかわらず主理を惑わし、主理はその魔性に自分が捕らわれかけていることを知る。江戸の春、王子飛鳥山の花見の宴で、篠夫は血のつながらぬ兄・成島釆女正に出会った。そして、篠夫と源也をつなぐ宿縁が明らかになる…。

裏の稼業で稼ぐ篠夫。だが、腰元・可那枝を失った寂しさがつのり、大店の一人娘・お袖と所帯を持つ。江戸の春、王子飛鳥山の花見の宴で、篠夫は血のつながらぬ兄に出会って…。「夢の碑」大江戸ピカレスクロマン編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まふぃん

9
篠夫の純粋さが周りの女性を振り回す。そしてその周りの男性も。2020/02/02

Mei Murakami

1
しのぶの純粋さ、無垢さが全面に出ている巻だった。シュリは、自分のしのぶへの気持ちにまだ気づいていない。下巻がとてもどろどらしているので、気分転換を交えたいい繋ぎだった。2015/07/08

ユキ@うろちょろ

1
相変わらず篠夫の周りで起こる奇怪な事件。 人物の思いも、方向も入り乱れていく中編。 妻を持ったにも関わらず、主理との関係を続ける篠夫。 そのうち源也と美人局を始め、主理の再仕官の資金を稼ごうとしていく。 純粋さ故、篠夫には罪悪感がない。 綺麗な顔でにこにこしている怖さがあった。腹黒いとかでなく、むしろこちらが篠夫は悪いことをしているんだと、思う余地さえないような気持ちになる。

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