出版社内容情報
ピアニストをめざす少女の愛と感動の物語。
北斗と勝の出生の秘密や母の死をのりこえ学内一のソリストに成長したあると。北斗への愛を深めていくが、17年前の事件がマスコミに流れてしまう。この日を予期していた北斗は二度と戻らないつもりで家を出るが…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
22
17年前、病院が行った赤ちゃんのすり替え。その事実が明るみになり家を出てしまう北斗。小学生の頃からひとりそれを知っていて、いつでもそこを離れる準備をしていたなんて…辛いなあ。そんな辛い展開のなかでも、人を結びつける家族の情や恋や音楽の力にぐっときた。あるとの、4月の晴れた草原で聴くモーツアルト、どんな感じだろう。2015/08/14
けいこ
3
モーツァルトが聴きたくなった。2018/06/09
みや
1
手放す前に再読2014/07/04
マーシャ (コミックス)
1
ホクトくんがいい。いい話。
末森咲夜
1
ピアノのシーンも好きだけど、あるとと勝くんのお母さんのそれぞれ子どもへの愛情を見せるシーンがすごく好きです。それから史菜さまの「人間てさ余裕がある時は誰にだって優しくできるんだよね」ってセリフが初毒時からすごく印象深かったけど、読み返してもやっぱり深いですね。生きた人間のセリフだなぁ、と思いました。【T図書館蔵書】2010/02/16