出版社内容情報
"文房具"にまつわる、新感覚人間ドラマ!
京都の大学に講師として赴任した姫路かの子。
研究室が相部屋になると聞かされ、訪ねると…
そこには溢れんばかりの文房具の山が!!
なんと同室の男性講師・蜂谷皐月は超文房具マニア。
周囲の文房具に触ることも嫌がられ、
先が思いやられるかの子。
しかしかの子にも文房具にまつわる、
"胸疼く思い出"が…!?
身近な文房具と人生が交差する、新感覚ドラマ。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
"文房具"、それはいつも側に寄り添い、
人生を豊かにしてくれる――素敵な相棒。
万年筆、ノート、消しゴム、筆箱…と、
実在する身近な文房具が本編に続々登場。
主人公・かの子と一緒に、懐かしい"文房具"の思い出に浸ってみたり
その魅力を今一度発見してみてください!
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
55
新任の講師：姫路かな子は文房具好きの男性講師と文具研究会の面々に翻弄させられるはめに。でも最後は自分も文房具好きだったと…。これからどう展開するやら全ての文房具好きに送るアルアルがあったり、以外に真面目な一面も…と。2018/01/16
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
36
文具店？(；￣Д￣）？マニアック？(；￣Д￣）？2018/03/12
よっち
33
恩師への淡い片想いが失恋に終わり、京都の大学に講師として赴任した姫路かの子。諸事情で研究室が相部屋になった超文房具マニアの男性講師・蜂谷皐月の文房具談義に巻き込まれてゆく物語。マニアックに語られる文房具なうんちくがとても興味深くて、身近な文房具と登場人物たちを取り巻く事情を絡めて綴られてゆくエピソードは意外に奥深くて、文房具好きや興味ある人にはたまらない作品ですね。これは続巻にも期待。2018/01/25
しぇん
24
父親のような教授に片思いしていたけど、教授の再婚を機に京都の大学の講師を受け入れて移動したら、そこにいたのは文房具のマニアの講師と同好会のメンバーでと。文房具に関する蘊蓄が凄すぎて、ページ溢れてもなんか一杯書いてるなと。ノートとペンなどの進化を最近感じることあったので買ってみましたが変人多いのが一番印象に残ってしまったりも。2019/08/25
緋莢
21
京都の大学に講師として赴任した姫路かの子。研究室が相部屋で、同室の男性講師は蜂谷皐月は文房具マニアで、部屋は文房具の山。文房具愛が強すぎる蜂谷に振り回されながらも、かの子は恩師から貰った万年筆に秘められた意味を 知ります。消しゴム、ノート、付箋など文房具の蘊蓄満載で、自分のような文房具に強い興味を抱かないような人間でも面白く読むことができました。修正液は、タイプミスの多かったタイプライターが考案したというのは知らなかったです（続く 2018/07/10
-
- 和書
- 大鞠家殺人事件
