内容説明
科学万能の時代に,科学としての進化論に誤りがあれば,それは断乎正すべきである。新鋭の著者が畢生の仕事として、論理一貫した「進化論」を以て、これ迄の突然変異と自然選択の合同原理の矛盾を一つ一つ克明に論破してゆく。
目次
生命の発生
DNAの合成―またはセントラル・ドグマの意味
原始生命体
遺伝子
生物エネルギー
動・植物の共存
寄生または感染
性
突然変異と自然選択
無脊椎動物の発現
脊椎動物の発現
温血動物および哺乳類の発現
霊長類の発現
動物系統の分類
本能の表出
睡眠
成長
免疫機構
人類の発現