ビッグコミックススペシャル デビルマン 〈２〉 - 画業５０周年愛蔵版

永井豪/ダイナミックプロ

小学館（2017/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 275p／高さ 19cm
• 商品コード 9784091897589
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

『激マン！ デビルマン編』によれば、シレーヌはアニメ版の脚本を担当した辻真先の発案で生まれたキャラだと言う。女のデーモンという辻のアイデアに、永井豪が刺激を受け、あの忘れ得ぬキャラデザインが誕生する。シレーヌの造形のオリジナリティが、『デビルマン』のストーリーを躍動させ、牽引していったのは間違いない。永井の寵愛も強く、愛蔵版ではアモンを慕うシレーヌの描写が加筆されている。

2017/12/03

[青龍]

最近、このシリーズの発行を知り１・２巻購入しようと本屋に行ったら、１巻は売り切れ...取り寄せ依頼し、２巻を先に読んだ。最初の版は読んでいる(手放してしまったのが、悔やまれる)が、加筆が違和感なく、表紙のシレーヌは美しく、高橋留美子先生の解説まであって、嬉しい！最初に読んだのは、小学校高学年だったけど、衝撃だったな。

2017/12/10

[ぬ（ぬ）]

気高き殺戮者、シレーヌ…！ 名前と容姿くらいは知っていたけど、実際読んでみると驚く程に魅力的なキャラクターだなぁ。裏ヒロインと言っても良いくらいの存在感だ。後半からは人間vsデーモンといった興味深い方向へ話がシフト。捕食者と被食者との間のパワーバランスが崩れたシチュエーション…う〜む、面白くなってきた。

2017/12/19

[エリオちゃん]

了くん、精神の深いレベルで乗っ取られていないか！？

2021/02/06

[うぃ]

３．０　冒頭以外の描き足しがほとんどなく、当時の雰囲気に近く読めたのは良かった。カイムの「血まみれでも」は漫画史に残る名台詞だとほんと思う。

2019/01/17