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出版社内容情報
空海と最澄、遂に運命の邂逅…!
遣唐使に選ばれ、世の注目を集める最澄。
その選に漏れ、更なる荒行に邁進する空海。
仏教史に名を残す二人の天才が遂に運命の邂逅を果たす…
果たして彼らの思いは海を越えるか!?
物語の舞台はいよいよ中国へ!
激動の第5集!
【編集担当からのおすすめ情報】
弘法大師の名で日本人誰もが知る男、空海。比叡山延暦寺の開祖、最澄。平安時代に新風を吹き込んだふたりの天才の生き様を描く本作は、現代を生きる私たちにも、勇気や希望を与えてくれる壮大な人間ドラマです。
本集では遂に空海と最澄が運命の出会いを果たします。
その時、何が生まれるのか!?
『ちはやふる』の末次由紀氏も絶賛の『阿・吽』第5集、
是非お手にとってください。
二十四話 双黄鵠……005/二十五話 再生……041/二十六話 別離……077/二十七話 セッション……115/二十八話 赤岸鎮……151/二十九話 へんげくうかい……191
おかざき 真里[オカザキ マリ]
著・文・その他
阿吽社[アウンシャ]
監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
45
最澄と空海出会いの際も、読経の際も、お互いの能力を認めこそすれ、敵意を抱くことはない。にもかかわらず二人は今後決裂するわけで、その端緒はどこにあるのかを探りながら読み進める。気になったシーンがある。遣唐使に決まった最澄の所へは訪問客がやって来る。彼等は一様に願いや悩みを抱えているが、今まで無力感に苛まれた最澄に悩む風はない。「全員の願いを叶えることは出来ない」という名もなき僧侶に対して「私は一人一人の願いを叶えたりしない。全ての人を救うのだから。」と言う。その言葉は正しいが、僧侶は違和感を感じる。2017/01/17
明野 立佳
14
グイグイと。 最澄と空海の出会い。 そうなると信じて進め、それが力になる、的な。 本当のところ史実としてはどうなのか? それは本当はわからないから、 最澄と空海は、唐でなにしてくるんだろう。2017/02/23
こぽぞう☆
13
この遣唐使船で、最澄と空海の両方もしくはどちらかが死んでいたら、日本の仏教史、どころか、日本史自体変わったかも。2018/10/09
dolce vita
10
ツチグモがこれだけ肩入れすることに少しドキドキする。そしてたぶん初めてちゃんと登場した父は豪気でいいな。高さだけでない深さ。同じ位置で話せるものをみとめた最澄もまたこれから変わるだろう。これも楽しみ。底の知れない空海の力はますます楽しみ。犀のくだりがまたいい。そして恵果大和尚が登場!2019/11/10
ぽっぽママ
10
空海の文字の持つ力に圧倒される場面が続く。内容も絵も見所満載で一気に進み念願の唐へ。唐の文化がどの様に描かれるのか空海がどんな成長を見せるのか登場人物も増えてくるし、とっても楽しみ。2017/01/12