出版社内容情報
『土竜の唄』の作者、初の短編集!!!
大人気作『土竜の唄』著者初の短編集がついに刊行です!
同作のラスボス・轟周宝(とどろき しゅうほう)驚異の外伝[どてっぱら]ほか、青年誌で掲載された、男の美学や女の色気あふれる読切作品を収録!!!
『土竜の唄』実写映画の続編も公開され、2016年冬、日本で一番ホットな著者の短編集には、ユーモアも交えながら、度肝を抜かれるシーンが満載です!!!
この珠玉の短編集は、全日本男児必見の1冊と言えるでしょう!!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「どってぱら」は『土竜の唄」のラスボス、轟周宝のある一夜の出来事を描いた快作です! まさに腹をえぐられるような衝撃のシーンが描かれます! この外伝1本だけでも、ご期待は裏切りません!!
また「ビッグコミック」など各誌に掲載された読切作品には、高橋のぼる氏ならではの男気、そしてお色気に満ちたキャラクターが続々登場! 『土竜の唄』ファンならずとも、読み応えのある短編集です!!
1.どてっぱら ・・・・・・・・3
2.セカンド・ハーフ ・・・37
3.虎子に愛タイガー ・・・63
4.拳骨王 ・・・・・・・・・89
5.愛が星いッ ・・・・・・131
6.麻雀猿K2 ・・・・・・162
高橋 のぼる[タカハシ ノボル]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
近藤
24
ヤクザ関係の二編は面白い。それ以外は心底意味不明で面白くないが、狙ってやってる感がある。あるいみ作者らしい短編集。2017/01/23
うえ
3
表題作のどてっぱらに、サッカー、野球ものの短編。ラストにIQ290のサルが何故か麻雀をやる「麻雀猿K2」。「ヒトは万物の霊長などと言われていますが、思い上がった猿に過ぎないのではないでしょうか?」2017/05/04
文也
1
個性的な短編揃いで面白かった。一番のお気に入りは猿の話。笑いと涙、カタルシスの詰まった一本。表題作のどてっぱらはそういう風に使うかって感じで、轟周宝の番外編だけはあるなーと思った。作者の絵は今の流行りとは大分違うし、よく下手とか言われてるけど、暴力シーンの迫力とか、女の色気とか、一山いくらの漫画家よりよっぽど魅力的な絵を描く人だと思う。2017/01/19
りんぱちゃん
0
個人的にリーマンギャンブラーマウスがツボ過ぎたので「ちょっといい話感」で終わるところに物足りなさを感じるが、表題作は好みでした。2017/06/10
y
0
Kindle版で読了。単行本の帯には、高橋留美子先生からのコメントが掲載されているらしい。曰く「キングオブ荒唐無稽 面白い!」と。確かに、漫画ならではの荒唐無稽な演出が高橋のぼる先生の作品の醍醐味だと思う。2017/01/21