出版社内容情報
年の差57歳…恋人未満の同居カンケイ。
カフェでバイトをする28歳のさくらは、常連客で元・映画監督の
お爺さん・手島と親しくなり、互いの過去を語り合う間柄に。
元彼からの執拗なストーカーに悩まされるさくらは、
それから逃れるため、手島の家に転がり込む。
一泊だけのつもりが、手島の機転で「恋人のふり」をしたことから、
奇妙な同居生活がスタート。
探していた安らぎを見つけた女と、忘れていたときめきを
思い出した男――知り合い以上恋人未満(!?)の
ひとつ屋根の下生活の行方は…!?
わけあり年の差恋愛を描いた表題作「星の流れのように」
のほか、“夫婦のふり”で豪華列車・ななつ星で旅をする男女の
物語「恋のななつ星」の2篇を収録。
どちらも“フェイク”の恋から“リアル”に変わる、
運命のいたずらのような恋物語です!
弘兼 憲史[ヒロカネ ケンシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
26
レンタル。「親子丼」「おっさんレンタル」「ななつ星」。今回は全てハッピーエンド、そしてすごく運が良い。宝くじ7億円当たりたいな(^0^)。2019/06/25
ぐうぐう
14
カフェでバイトをするアラサーのさくらは、常連客である老紳士に恋をする。出会いは凡庸だが、そこに弘兼憲史は意外な展開をいくつも用意する。老紳士を元映画監督に設定するのもユニークだし、さくらの母親がその昔、老紳士が撮った映画に出演していたという展開も意表をつく。何より、二人にとっての素敵なプレゼントのようなエンディングが素敵だ。2019/01/28
fumikaze
4
短編2篇。「何でも屋」というのは実際に需要があるのだろうか。確かに通訳▪家庭教師▪料理▪電気器具修理が出来るというのは強みかもしれない。(私が出来るとしたら犬の散歩、ペットの世話くらいか)。しかもそれが縁で結婚に至るというのはいかにも著者好み。そういえば、このシリーズは高齢の独身者が最後にカップルになるというパターンが多い。2019/11/18




