ビッグコミックスゴールド ケースハード 〈６〉 奈落魔道の妖霊

松本零士

小学館（1996/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 267p／高さ 19cm
• 商品コード 9784091890160
• Cコード C0379

出版社内容情報

戦う意義すら明確でなくなり修羅場と化した戦場で、己の身を守るため敵を倒す。一兵卒の立場から、戦場という特殊な状況下に生まれる数幾多の哀しみと苦しみを詩情豊かに描いた人間ドラマの傑作群。

▼第１話／まほろばの伝言▼第２話／浮遊戦艦まほろば（過去からの指紋）▼第３話／化石城の亡霊▼第４話／無の島の二人▼第５話／真空管作戦▼第６話／戦いの末裔▼第７話／奈落魔道の妖霊▼第８話／親爺（おやじ）の親心▼第９話／咆哮（ほうこう）!!超時空戦艦まほろば●あらすじ／空中戦の末、ジャングルに墜落した米兵と日本兵。ジャングルをさまよう二人はお互いに、どこからともなく聞こえてくる女の泣き声に悩まされ続ける。二人はそれぞれ、女の泣き声の原因を発見したのだが、その時……（第３話）。▼無人島にいかだで漂着したひとりの女。しかしそこには大山という海軍兵がたったひとりで生活していた。女はアメリカの水兵５人と共にいかだに乗っていたが、皆死んだと言う。どうしてひとりだけ助かったのかと聞く大山に女は……（第４話）。▼特別任務を受け、米軍の巨大砲台がある太平洋のアーク島という小さな島に潜入した五味という技術者。同行の寺島中尉を失った彼は、目標であるアメリカの通信所を目指してただひとり前進する。