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出版社内容情報
戦う意義すら明確でなくなり修羅場と化した戦場で、己の身を守るため敵を倒す。一兵卒の立場から、戦場という特殊な状況下に生まれる幾多の哀しみと苦しみを詩情豊かに描いた人間ドラマの傑作群。
▼第１話／シルクワームミッション▼第２話／エルドラド成層圏の伝説▼第３話／闇夜の仮面舞踏会▼第４話／ピラニア河畔の舞踏会▼第５話／鷲（コンドル）は明日（あした）飛ぶ▼第６話／片雲漂泊 片雲万里▼第７話／三人盗賊［野戦技術兵団記録］ ●あらすじ／敵が侵入してくるはずのない制空圏内で、五木曹長の乗る戦闘機が正体不明機に撃墜された。危うく脱出した五木たちは、再び現れた敵機をあわてて追撃するのだが、ジャングルの上空で敵機は突如姿を消す。しばらくして、また姿を現わした敵機。突然姿を消した敵機の謎を解明するべく、正体不明の戦闘機を追った五木が見たものは！？（第１話）。▼高度上空での戦闘で酸素欠乏になってしまい、気絶したまま墜落死した森木大尉。登山家でもある彼の姉は、森木の部下、館上少尉に酸素の薄い高度上空での戦闘に慣れさせるため、特別訓練を行なうのだが……（第２話）。▼魚雷を受けた輸送船で偶然知り合った室伏と屋島。室伏のアドバイスで沈没する輸送船から脱出し本土に戻った二人は、揃って「ブラックウイドゥ」と呼ばれるＰ?６１夜間戦闘機と戦うことになる。目だけが頼りの暗闇の中、高性能レーダーを備えたＰ?６１が二人に襲いかかる……（
