出版社内容情報
道満晴明劇場これにて閉幕
いい話も怖い話もアホな話もなんでもあります。
8ページでなんでも描いてしまう、読み切り短編シリーズ第3弾にて堂々完結。
おとぎ話の主人公たちは目を覚まし…「Grimm DEAD」
彼女は道に迷いすぎる…「迷子のチーコ」
惑星をリノベートするだけの簡単なお仕事…「リノベート・アト・ランダム」
森に住む魔女の脅威の蒐集部屋…「魅惑のヴンダーカンマー」
夜な夜な現れる幽霊に隠された秘密…「かいばみ幽霊」
巨人の美女のお腹のなかでぼくたちは…「ミシュリーヌとその中の者たちの話」
定員はアンドロイド一名の宇宙船にしのびこんで密航し…「積めない方程式」
カオス理論の果てに桶屋のもうかる未来が…「OKEYA」
ゾンビもSFも落語もファンタジーも、どんなジャンルもここにある。
大好きな話がきっとみつかる13編のショートストーリーズ。
【編集担当からのおすすめ情報】
一話読み切り形式の短編集なのでどの単行本から読んでも楽しめますが、赤→緑→青と刊行順番に読めばニヤリとできる小ネタも入っています。もちろん、最新刊のこの青から読んで気にいったら赤や緑にいくのもおもしろいはず。3冊で計39編になりました。お気に入りのお話をぜひ見つけてください。
道満 晴明[ドウマンセイマン]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
45
「喰う」話が多かったね。前作とのつながりが結構あるので読み返したい。2014/11/27
gelatin
26
★★★★ あれ、これ最終巻なの?表紙の青が美しい。人肉食が多めで、それもまた他者との偽らざる融合という昨今の観念的な需要の表れなのかな、とか穿ったことを考えてしまった。RGB合わせて光へ、か。2014/09/30
カッコー
25
どの話も独特な世界観を持っていて、さらに既刊の「赤」「緑」とリンクしているので読んでいるとより深く楽しめる。 この色パターンって初代ポケモン?2014/10/29
しましまこ
23
変な世界観、最終巻を先に読んじゃったが、無問題、スゴイ短編集だ。2018/04/01
EnJoeToh
23
奇跡じみている。2014/09/30