出版社内容情報
斯波さんとトメさんの出会いって！？
いまから少し前の、お話。
金魚屋古書店に転がり込んだ「伝説の書店員」斯波さん。しかし、店主代理の菜月はそんな斯波さんを「伝説」扱いするつもり全くなしで、じつはそれが居心地よかったりする斯波さんだったが、さらにそこへやってきたのが、「凄腕のセドリ」の岡留高志・通称トメさん。とある依頼により、「入った店を繁盛させ過ぎてしまう」という伝説をもつ書店員・斯波さんを捜していたトメさんだが、その気もなくぶらりと立ち寄った金魚屋でまさかの遭遇！はじめから“ともだち”感覚の斯波さんVS“俺とおまえは絶対友達じゃない！”感覚のトメさん。このふたり、いったいどなる！？
【編集担当からのおすすめ情報】
対象的な性格の二人のイケメンまんがばかは、いったいどうやって出会ったのか？仲がいいのか、悪いのか？仲が悪いならなんで出会ってから今までずっと一緒にいるのか？仲が悪いくせになんで、そんなに解り合っちゃうのか？本当は仲がいいの？トメさんだけ必死に否定するけど。そんな、微妙な男同士のお話を、まるまる単行本1巻分、お楽しみください!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
43
面白い本を教えてもらうのではなく、面白い本を探しに行く。自分と本屋の関係はまさにそうだなぁ。あと、ブギーポップ出てきて久しぶりにまた読みたくなったなぁ。2013/12/14
wata
38
斯波さんと岡留さんの出会いから友情を育むまで(^^)外国の漫画…スヌーピーとかフィリックス・ザ・キャットぐらいしかわかんない！色々あるんでしょうね♪2015/06/17
くりり
37
斯波＆岡留の出会い話。今回は、イギリスの漫画など知らないのが一杯... それにしても、ねこたま堂さんが凄い！2015/04/25
くりすとふぁ
21
引きこまれてどんどん読んじゃうんだけど中味は充実度たっぷりだからすごく読み応えがあって楽しかった。少しずつ登場したキャラクターが最後に向けて収束していく様子は、シンプルでハートフルな設定だから自然な展開だけどよく考えるとかなり見事なもの。「人が惹きつけられるものには薄暗がりがある」、「答えのない問いが必要」。つかみづらいけど自分もこれが腑に落ちた時はいろいろと役に立つことが多かったな。2014/01/09
６４５
20
ライトノベルやコミカライズ、海外作品と取扱い作品が多岐に渡ってきた。此処の所過去話や長編が多く、話の構成がネタ切れなのかなと思っていたがまた新鮮さが感じられる内容だった。知識はひけらかすものではないに越したことなく、蓄積していった情報が他の作品の理解にも繋がるのだと思う話だったな。斯波さんの存在は不思議で面白い。今回『氷菓』が登場したりと、本当に最近のモノも扱ってくれるのは嬉しい。昔を良く知り凝っていくと現代の若者向けを嫌う傾向の人は正直多い中、著者の漫画に対する関心振りには敬服、愛が有りますよね。2014/02/26
