出版社内容情報
今、ここにある少年たちのリアル！ 子供以上大人未満というには、あまりに多感であまりに無力な「14歳」を見事に活写した人気作家・石田衣良の直木賞受賞作をコミック化!!
▼第1話／びっくりプレゼント▼第2話／プレゼントの中身▼第3話／14歳の情事▼第4話／月の草▼第5話／雨上がりの空▼第6話／14歳の殺意▼第7話／彷徨える手紙●主な登場人物／テツロー（ごく平凡な家庭の14歳）、ダイ（食欲旺盛で太めの体格。あだ名はポテトの「大」から）、ジュン（いい子モードが得意な秀才）、ナオト（「早老症」で入退院を繰り返している。家は金持ち）●あらすじ／入院しているナオトを見舞うため、自転車を走らせるテツロー、ダイ、ジュンの3人。ナオトは通常の何倍も早く年をとっていく難病「早老症」を患っていて、一同は久々に会ったナオトがあまりにもやつれていることにショックを受ける。気を取り直すべく3人は、めいめいが“オカズ”にしているグラビア雑誌を土産に渡し、次の土曜日にせまったナオトの誕生日に向け、病室でパーティーを開こうと計画する（第1話）。●本巻の特徴／東京・月島。木造アパートから高層マンションまで建ち並び、でたらめに貧富の差が激しいこの街に、勉強のデキも家庭環境も違うチグハグな4人組がいた。早くオトナになりたいと願う14歳少年たちが、恋と性に悩み、命の問題に直面する青春ストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろくま
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友情＋日常＋思春期＋男子＝この漫画。月島の中学生の、性とか恋とか絆とか悩みとか。→同名小説の漫画版ですね。なんか、職場の本棚に転がってたので読みました(笑)原作が好きだったので。→ビジュアルに関しては、ぼくの頭の中のソレとは結構異なる人が多かったんですが。話の筋は原作に忠実だったと思います。 小説の漫画化って、あんまり好きではなくて。単純に、原作を超えてきた(とぼくが思う)作品が少なくて、打率が低いので。本作はまぁ…“普通”でした。。。→漫画版の『終末のフール』もどうですか？★★2014/02/20
