出版社内容情報
運命の兄弟喧嘩、驚天動地のラスト!!
古代最大の内乱”壬申の乱”は、
大海人皇子(天武天皇)の勝利に終わった。
しかし藤原鎌足の末裔が、天武帝崩御後、
力を伸ばす。
藤原四兄弟は妹・光明子を皇后の座に着け、
天下を牛耳ったも同然だったが、突然、
四人とも病死する。
これは蘇我入鹿の祟りだ!!
恐れおののく光明皇后にこう宣言したのが
怪僧・行信だった。
行信は入鹿の祟りを封じ込めるべく、様々な
手を打っていく。”聖徳太子”という名を贈り、
生前の名誉を回復させるが、祟りは治まらない。
とうとう命を懸けて、行信は最後の手段を!?
運命の兄弟喧嘩、驚天動地のラスト!!
園村 昌弘[ソノムラ マサヒロ]
中村 真理子[ナカムラ マリコ]
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
またおやぢ
22
ダブルキャストの双方が亡き者となった以上、話は終了しざるを得ないとしても…なんだろうなぁ~この腹ふくるる結末は。まあ、元々が新説日本書紀と題うっているから、異聞であったとしても理解はできるけれどもね。前巻で完結でも良かったのでは?と思ってしまうシリーズ完結巻。2016/09/29
けい
15
ついに完結。よかった〜。そして最後はやっぱり愛だね。帯がまたいい。「殺しあっても永遠の愛」歴女でなくても永久保存版!2016/09/03
ぽっぽママ
14
夢殿と救世観音にそう来たか…と感服。この時代、分からないこと、矛盾だらけのことが多すぎて解釈も色々だけど、面白いです。2016/09/05
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
13
終わった。この本は面白かったと思う。ちょっと気になる所は数カ所あったのだが。書かれた歴史は勝者の歴史。日本書紀だてそう。勝者に不都合な事は書かれてない。2016/11/07
ノン
12
最終話に丸め込まれた感じ。納得したくない。今後もしつこく読み返していきたい。2016/09/25