出版社内容情報
自衛隊秘密部隊という武力を得た晴。衆議院議員として政治力の礎を築いた梶。二人のオメガが今再び力を結集して、日本を手中に収めんと動き出す! 壮大なる超人類黙示録、新たなるステージへ!!
▼第1話/日出ずる処のオメガ▼第2話/桜印警備保障▼第3話/記者会見▼第4話/民間警備保障業(PSF)▼第5話/時代の要求▼第6話/北から出ない男▼第7話/冬吾▼第8話/“祭り”の絵▼第9話/梶秋一の政(まつり)▼第10話/俺の出方▼第11話/梶秋一の国道一直線●主な登場人物/HAL(=吾妻晴。超人類[オメガ]に進化した、元ひきこもりの青年。他のオメガに対抗すべく日本クーデター計画を発動。自衛隊秘密部隊を掌握している)、梶秋一(元暴走族リーダーで現ヤンキー国会議員。日本オメガとして晴と共にクーデター計画を発動)●あらすじ/東京某市で外国人集団立てこもり事件が発生した。取り囲んだ警官隊が手をこまぬいたまま26時間が経過したころ、犯人のひとりが人質をマンションから突き落とすという凶行を実行。それでも特別報道番組に出演中の警察庁OBが「無抵抗」を主張していることに業を煮やした晴は、視聴者を装って生放送をジャックし、独自の行動開始を宣言する…(第1話)。●本巻の特徴/海外で先行するオメガの次世代バトルに参加すべく、自衛隊の一部を掌握した晴がついに行動を開始! 彼が設立した民間警備会社「桜印警備保障」による前代未聞の人質救出劇に、日本中が揺れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさひ
7
日本掌握への一歩2015/03/30
田中太郎
3
類をみない設定・展開の非常に優れた作品だが、最終巻に進むにつれ、主人公の「クーデター」はうやむやになってしまい、「引きこもり、ドロップアウト」たちが決起するという胸躍るテーマから、「超常的存在の権力争い、どうでもいい22世紀の人類の未来」という展開へと至ってしまったのが残念。結局主人公も梶も、親や世間との葛藤から生まれていたルサンチマンを(ほぼ)克服してしまいテーマが発散してしまった印象。2017/01/15
summerz118
2
それぞれが色んな展開をしていってますねー。政治の話も濃くなりそう。2014/06/01
yom
1
久々の晴パート、だけど結局梶のパートの方が筆乗ってないか?w2023/11/03
ななな
1
キングダム編始動。このペースでどう決着がつけられるのか?というか6種のオメガの決着つくのか?ハルは民間軍事会社桜印警備保障会社を設立。梶は総理大臣になる為、政界のフィクサー的人物の望み9条改正と日本国の軍隊保持を目指す。2017/05/25