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出版社内容情報
星野之宣の魅力が詰まった初期傑作短編集
歴史の裏や伝説の影に、魔性の女たちが潜んでいる。狂気にも似た愛のために、ときに死をもたらし、ときに時代すら超える女性たちを描く連作短編傑作! 熱い要望に応え、「月夢」「日高川」の雑誌掲載時のカラーページを再現した完全版。
【編集担当からのおすすめ情報】
日本の複数の伝説、そして月に至った人類を俯瞰し結びつけ、幻想的な雰囲気で描き出した「月夢」は最も初期から構想があった作品ながら、星野之宣作品の魅力が凝縮した逸品。他にも名作目白押し。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
52
妖という字に“女”がつくのは必然なのだろう。かなり以前に読んだ作品ではあるが今も色褪せないのは創作とはいえ描かれた女達の執念なのか…などと見当違いのことを考えてしまうのは、舞台は違えどいずれも強烈な個性を見せられたせいなのだろう。そして人の想いの強さと儚さが感じ取れる作品だと思う。2015/12/03
たら
3
むかし大好きだった漫画を、懐かしくなり再読。神話や歴史上の人物との融合。一話一話、とてもクオリティが高い。1巻は、かぐや姫の話が好き。2018/01/02
めぐみ
2
レインマンからの本作。妖女達の魅力もさることながら、昔話とSFの融合、史実のSF的解釈など、作者の着想と構成力が冴え渡る短編集。素晴らしい。2016/07/09
A.Sakurai
2
オリジナルの「妖女伝説」単行本が行方不明なので新装版を購入.星野之宣さんとしては初期の短編集だけど,出来が良いものが多い.特に「月夢」は傑作だと感じる.昔話とSFのマッチングという,ときおり見かける作りなのだけど,”おとぎ話としての月”と”科学的な月”と”人の意識の中の象徴的な美しい月”とが見事に重ね合わされて感慨を生む.2015/12/01
Tomoko
1
前半4編が面白い。特に『月夢』と『日高川』という日本題材の短編が素晴らしい。馴染み深い物語だから尚更か。安珍清姫好きなのでそうきたかと。 『メドゥサの首』のゾクゾク感と、『ローレライの歌』のラストのまさか感にしてやられた。 2も読みます。2017/03/12
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