出版社内容情報
俳句に魅せられた中年男の奮闘記！！
窓際族の明星は詠んだ俳句を
美しい若手女流俳人の水村翠に
褒めてもらいたい一心で俳句にのめり込んでいく。
ネット句会に吟行句会…………
シニアサラリーマン明星の止まらない妄想。止められない暴走。
十七音が男を目覚めさせた!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「正直、怖いぜ俳句の道。一句詠むのにあの労力だぞ!!」
明星は俳句の道が深くて長い……知れば知るほど進むのが怖くなる道だということに気がつく。
一方で、俳句が自分の心を軽くしてくれるものであることも分かりはじめる。
十七音の世界に真摯に向き合いはじめたシニアサラリーマン明星を待ち構える障害とは一体……!?
俳句の熱風、吹き荒れる第2集を是非ご覧ください。
第一句 窓の蠅………〇〇五
第二句 冷奴………〇二七
第三句 走り梅雨………〇四九
第四句 青梅こつと………〇七一
第五句 身の内に………〇九三
第六句 煩悩も………一一六
第七句 緑蔭に………一三七
第八句 葛餅の………一五九
第九句 どてっぱらに………一八一
有間 しのぶ［アリマ シノブ］
著・文・その他
奥山 直［オクヤマ ナオ］
イラスト
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- 評価
本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいこ
14
俳句や短歌を読んでいると、みんな、するっと詠んでいるような印象を受けるけど、俳句を推敲する時の苦しみが描かれていて、好感が持てました。俳句に挑戦したくなる漫画です。2015/12/29
チアキ
14
相変わらず登場人物の表情一つひとつがかわいいです。スイさんと乾杯できて感激する明星さん。もずく酢を食べるスイさん。スイさんにサラッとプロポーズする市ノ瀬くん。明星さんを諭す白帆先生。みんなのグラスを運ぶ明星さん…。絵を見ているだけでも楽しいです。俳句についても、本当によく考えてるなぁ、と思います。なんとなく、ああいい句だな、と思うようになってきました。明星さんはスランプになったり、自信を取り戻したり、初めての吟行に戸惑ったり、遊佐さんの発言に煮えくりかえったり、次巻もどうなるのか、楽しみです。2015/12/01
緋莢
13
美しい若手女流俳人・水村翠に出会った事で、俳句を始めた明星。苦戦しながらも俳句を作り、句会で思わぬ高評価を得て、調子づく明星は、ネットの句会にも手を出すが・・・2015/12/11
gelatin
13
★★★★ 俳句好きなので。あと有馬しのぶ原作というのに引かれて。自分で描かなかったのはある意味正しい選択かも、と思うほど絵と話の中身がマッチしている。Webのお陰で俳句人口もかなり増えたのではなかろうか。写真もそうなんだけど、良いものはわかる。ダメなのもわかるのに、じゃあどうすれば良くなるかがわからない。その辺がわかるような理屈が必要なんだと思うのです。感覚じゃなくて。この漫画はそのあたりまで踏み込むかな？続きに期待します。2015/12/04
今庄和恵＠マチカドホケン室コネクトロン
10
俳句が作品として形をなしていく工程を知った。2021/01/23
