出版社内容情報
歌舞伎界の名門・松丸家の跡取りは、ロシアでバレエダンサーになっていた…!? 20年の歳月を経て、日本に戻ってきた虎太郎が、歌舞伎の世界に嵐を巻き起こす!!
▼第1話／コタローは虎太郎▼第2話／“政岡”と虎太郎▼第3話／虎太郎IN京都▼第4話／虎太郎、遊ぶ▼第5話／虎太郎に小判▼第6話／虎太郎と宗太郎▼第7話／ニーナの虎太郎▼第8話／待ち人、虎太郎●主な登場人物／虎太郎（松丸福之助のただひとりの息子。ロシアのバレエ界でダンサーとして活躍していた。ロシアでは母親の日本語で育ったせいで、女言葉を使う）、八千代（虎太郎の祖母。福之助の跡取りにするため、虎太郎をロシアから呼び寄せた）、松丸青山（虎太郎の叔父。虎太郎に歌舞伎の特訓を施す）、宗太郎（跡取りをめぐって虎太郎と対決するライバル）●あらすじ／歌舞伎俳優の福之助亡き後、松丸家は後継者問題で揺れていた。実は松丸家にはひとり息子・虎太郎がいたのだが、福之助の妻であった柏葉美津子と共に、20年も前に行方知れずとなっていた。現在、実質的に松丸家を取り仕切っている八千代は、ある日、写真週刊誌で虎太郎の消息を知ることになる。記事によると、なんと虎太郎はロシアでバレエダンサーになっており…!?（第1話）●本巻の特徴／日本が世界に誇る伝統芸能、歌舞伎。その名家・松丸家の子として生まれながら、両親の離婚によりロシアで育てられた虎太郎青年を待ち受ける
-
- 和書
- 地方狂言の研究
