出版社内容情報
日本を襲った未曾有の大地震は、国土を真っ二つに割り、誰も予想だにしなかった“未来”をもたらした…!! かわぐちかいじが描く、衝撃のノンストップ・クライシス!!
▼第59話/雲井竜児の選択▼第60話/父の遺志▼第61話/公文讃(くもんたすく)の島▼第62話/愛憎の森▼第63話/北の覇者▼第64話/異邦人▼第65話/疑惑の街●主な登場人物/柳舷一郎(政界の名門・柳家の跡取り。震災時に消息を絶ち、台湾人の義父母に育てられる。台湾名・舷[シャン])、宗方操(震災により未来が拓けた男。その能力を買われ米国に留学、帰国後は南日本の要職に就く)、夏木恵理(操の恋人。現場での被災者支援に目覚め、操と離れる)、張(台湾マフィア・六海幇の荒くれ者だったが、舷一郎に出会い、義に目覚める)、羽田遼太郎(台湾警察の元・刑事。震災時、日本国籍を捨てた棄国者を親に持つ。台湾名・羽[ユイ])●あらすじ/震災から4年後の2006年。若き雲井竜児は、北日本のキャンプで父を手伝い、懸命に医療活動を行なっていた。だが、復興が進む南日本に対し、極端な物資不足が続く北日本では充分な治療もできず、度重なる支援要請も政府の耳に届かない。そこには、北日本政府を牛耳る“北日本統治グループ”の存在があって…(第59話)。●本巻の特徴/反政府組織「海峡同盟」の雲井に連れられてやって来た無人島で、同盟のリーダーである公文讃から、行動を共にする
北の覇者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
3
北日本と南日本、まだまだ主役は本流で動くこと無く、巨悪が登場。やっぱり越えるべき壁は大きければ大きいほど物語は盛り上がるなぁ2013/01/20
ハゲ
1
なんとかここまで読んでみたけど、うん、私には合わない事が分かった。Eagle[イーグル]はめちゃくちゃ面白かったのに何でかなぁ?三国志も合わなかったし、その変に関係してるのかしら?2013/11/25
戸川 純子
1
人を救うために人を殺してしまうなんて。。でも、今でも世界のどこかで、こんなことが起こってるんだろうなーと思う。2013/03/22
宙乃(そらの)
1
北日本の闇と向き合う舷一郎たち。操と恵理の離別。やっぱり公文さん(公孫サン)との対峙で「逃げない」選択をした舷一郎の「あの人とはまたどこかで会うだろう。背中を見せたくはないんだ」がらしくてかっこ良過ぎる。しかし董藤卓也(董卓)出てきた時点で三国志方面から見て暗黒展開覚悟しなければならないという。緊迫の第9巻。2011/02/12
Okumura Ryosuke
0
ノースエリアには住みたくないなぁ…。 アメリカと中国に統治された日本を書くのがうまい2016/05/05