出版社内容情報
日本を襲った未曾有の大地震は、国土を真っ二つに割り、誰も予想だにしなかった“未来”をもたらした…!! かわぐちかいじが描く、衝撃のノンストップ・クライシス!!
▼第23話/喪失せしもの▼第24話/父と子▼第25話/家族▼第26話/託されたもの▼第27話/屈せざる者▼第28話/国民の前へ▼第29話/熱意の到達点▼第30話/祖国へ●主な登場人物/柳舷一郎(政界の名門・柳家の跡取り。震災時に消息を絶ち、台湾人の義父母に育てられる。台湾名・舷[シャン])、柳拓磨(日本最大保守・民自党の幹事長で、政府を陰で舵取りした傑物。舷一郎の祖父)、地道行男(柳家に代々仕える実直な秘書。行方不明の舷一郎を捜す)、張(台湾マフィア・六海幇の荒くれ者だったが、舷一郎に出会い、義に目覚める)、羽田遼太郎(台湾警察の刑事。震災時、日本国籍を捨てた棄国者を親に持つ。台湾名・羽[ユイ])●あらすじ/日本人過激派グループの占拠する台北中央電視台へ潜り込んだ舷一郎。だが時すでに遅く、先に説得に乗り込んだ尾津は、リーダー黒藤の銃弾に倒れていた。舷一郎を捕縛した黒藤は、放送を通じて日本人避難民の現状を訴え、さらには、台湾政界反日派との裏交渉を暴露する。これを聞いた台湾総統は、黒藤たちを生きて捕らえるよう命じるが…(第23話)。●本巻の特徴/過激派グループによる武装蜂起は、ついに流血の惨事に…!! 事件の黒幕を暴くため、舷一郎が
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
3
台湾編終わり、それにしても現実のテロリストも思想主義を掲げてやっている人よりも、黒幕がいてそいつらの利益のために踊っているのが多いするのは、陰謀史観なのかなぁ2013/01/15
戸川 純子
1
いよいよ日本へ!日本はどうなってるかな?わくわくします。2013/03/09
宙乃(そらの)
1
避難民キャンプ編完結。「8万人の行進はまだ終わっていない」(舷一郎)「己が信じる事があれば、敵は百万でも向かわざるを得ない。政治家とはその覚悟のことだぞ」(蔡文元前総統)特に前総統の言葉は後の舷一郎にも繋がってくると、読み返すと思えますね。2011/02/08
zx-sho2
0
J-★3〜2017/06/05
きりだんご⭐️新潮部
0
●古本屋2017/05/11