- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 小学館 ビッグCスペシャル
出版社内容情報
明治末の京都、モノに宿る念をみる者あり。
明治末の京都ーー人の業に纏わるモノ達の声を聞く”ゆめじい”。妖気ますます群れ集う京の夢堂を舞台に、因縁の物語も佳境を迎える。読み切り短篇連作集、堂々の完結。
【編集担当からのおすすめ情報】
1集から繋がる因縁が、結末へと向かう……一気に読み解く面白さ、お見逃しなく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
8
明治末期の京都を舞台に、骨董屋の主人・ゆめじいが、いわくつきの品々を巡って巻き起こる騒動を解決してゆく幻想譚、の最終巻。一見好々爺だが、事件のドサクサにまぎれて毎回ちゃっかりと私腹を肥やす強突ジジイぶりが中々痛快で、実はダーティーヒーローなんだよね(笑)。やまあき道屯の絵は、時流からはちょっと外れたタッチだけど、独特の味がありかなり巧くて、絵物語っぽい雰囲気が楽しめます。坂口尚とか、高橋葉介とか、きくち正太といった個性派の漫画家の系譜に連なる作家性を感じる。オムニバスの怪奇・幻想映画が好きな方にオススメ。2018/06/25
へへろ~本舗
3
観世がどうなるのか気になって電子書籍をポチってしまった。「蛇飯」う…うかばれない話。2022/11/01
くろろん
2
千代ちゃんメインでいくと思っていたので、あれれー?なんだか話がラストにいくにつれて壮大すぎてごめんなさい、正直不完全燃焼。ただ浄化された千代ちゃんは美しかった2014/11/03
漫画屋
1
だいぶ前に読んでました。横溝正史の作品をコミカライズして欲しい作家さんです。 2019/05/10
ねこや
0
今自分の中で旬の骨董と、もともと私の好物であるオカルトが融合した、有り難くもドンピシャなテーマな作品。ゆめじいに毒があるところもグッド! 明治末期の雰囲気も凄くいいかんじ。2017/10/22