出版社内容情報
廃村の危機迫る南洋の孤島・唄美島、その未来を背負うことになったのは、わずか6歳の少年だった…!! ノンフィクションをもとに描かれた、切なくも温かいヒューマンドラマ!!
▼第9話/救いの島▼第10話/ニライカナイ▼第11話/祭りの準備▼第12話/祭りの準備Part2▼第13話/豊年祭(プーリー)▼第14話/祭りのあと▼第15話/里帰り▼第16話/お母さんの病気●登場人物/照屋光(父の故郷・唄美島の小学校を存続させるため、東京から一人で島へ渡った少年)、照屋洋平(光の伯父。唄美島での光の里親)●あらすじ/体の弱かった由美が、元気に走れるようになった。唄美小のグラウンドには、子どもたちの走る姿を見ようと大勢の島民が詰めかける。学校から帰った光は、由美たちと連れ立って章次おじいの見舞いに行くが、おじいは激しく衰弱していた。心配した大人たちは、保安庁に救助のヘリを要請する……(第9話)。▼石垣島の病院に運ばれた章次おじいの容体は、あまりよくないらしい。心配する光を、タカ坊は「おじいは元気に帰ってくる」と励ます。ある日、洋平の操縦する船に乗って、ひとりの男が島へやってきた。「唄美島はニナイカライのような島か」と尋ねたその男は、島で観音像を彫らせて欲しいと言い出す……(第10話)。●その他の登場人物/大浜由美(光と同時に唄美小学校に転入。2年生。少し体が弱い)、照屋ゆき子(洋平の妻で、光の伯母。唄美島での光の