出版社内容情報
限界を超え、誰よりも、一秒でも速く…! 日本海が生んだ天才ランナー・壱岐雄介の挑戦は続く!! 白熱のマラソン編突入!!
▼第11話/勇気の走り▼第12話/二つの輪▼第13話/凡人の闘い▼第14話/1分の我慢▼第15話/未熟▼第16話/壁▼第17話/獣の休息▼第18話/大介の赦し▼第19話/変容▼第20話/タスキの誓い▼第21話/群をねらう者●登場人物/壱岐雄介(波切島高校陸上部2年生。「日本海の疾風」と称される天才長距離ランナー)、篠宮奈緒子(小学生の頃、雄介の父・健介に救助された少女。雄介に心をひかれつつ、東大進学のために波切島を後にした)、大山権太(スポーツ理論を極めた天才学者だったが突如学界を去り、現在は波切島の漁師として暮らす。健介・雄介の海の師)●あらすじ/マラソンに初挑戦する雄介のため、吉崎たち陸上部員12人は42.195kmを分担して走る練習法で協力する。だが、予想に反して雄介は序盤から激走し、仲間たちを圧倒する。自ら第3走者を務めた吉崎は、雄介のスピードに気力のみでついてゆくが…!?(第1話)●本巻の特徴/雄介の激走は止まらず、車で伴走していた岩崎はドクターストップをくだす。だが、一気にスピードを上げた雄介は幻覚症状を引き起こしていた。岩崎は練習を中断することを命じ、17.5km地点で陸上部員らとともに雄介を抱き止める。ようやく止まった雄介は、その場
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- 和書
- 新・絵釈夷蘇府