ビッグコミックススピリッツ<br> 電波の城 〈23〉

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ビッグコミックススピリッツ
電波の城 〈23〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 178p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091863072
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

テレビ局の闇を描く叙情詩、ついに完結!

仁科の地獄からのメッセージにより、天宮詩織の過去を知ってしまった谷口は呆然とします。詩織の恋敵・児島君子はさらに追い打ちをかけるように、詩織が三隅が死亡した事件に関わっていることを彼に告げます。そして深夜、何も知らずに谷口の家を訪れた詩織の目に、とんでもない光景が飛び込んできます――――――

国営放送で記者をしていた父の意志をつぎ、テレビ業界に飛び込んだ詩織は、数々の困難を乗り越えて人気キャスターの座まで登り詰めました。三隅の事件が契機で追いこまれた彼女が、「まだやり残したことがある」と谷口に告げて向かった先は――――――

電波の闇を暴く物語、堂々完結です!

Report232 疾走 Report233 CONTROL Report234 けものみち Report235 恐ろしく憂鬱なる Report236 深夜の告白 Report237 千夜一夜物語(シェラザード) Report238 ビデオドローム Report239 RUN AWAY Report240 悲劇の誕生 Report241 Going Home

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

12
長い長い物語の落とし前をどうつけるのかと思いながら、いざ、落とし前が描かれた最終巻を読んでみて、物語の決着が読者の、もしくは作者の目的ではないことを思い知らされた。『電波の城』とは、天宮詩織のその壮絶なる生き様の目撃者となること、それこそが、今まで読み続けてきた、そしてこの物語が描かれた、唯一の目的なのだ。2014/07/30

kei@名古屋

11
谷口くんの長い回想の物語も終幕をむかえました。アナログからデジタルという時代の狭間、そして、誰もが思い描く宗教テロのあの事件。最近ある読友さんから教えて頂いた、ある週刊誌の記者さんのノンフィクションの物語。その多くを思い返しながら最後のページを開きました。読了感は、どこか「太郎」と似たものを感じ。誰にも曲げられない意思を貫いたことを実感しました。本城の出馬や、烏丸のその後など、気になることはすごく多くありますが、その全ては蛇足なのでしょう。りんどうの花を想いがらページを閉じましょう2014/08/11

tak

6
シェラザードとリンドウと。2014/08/01

ジーク

5
遂に終わってしまいました。ハッピーエンドになるはずがないとわかってはいましたが…。2014/08/01

たら

5
終わってしまった。天宮詩織の一代記。悪女…なのだろうが、父との愛、谷口ハジメとの愛、憎めない純粋な何かがある。生き急いだのか…、バッドエンドなのは最初から分かっていたが、彼女らしい最期ではある。最期の彼女は美しかった…。素敵な表情。細野先生、流石です。2014/07/31

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