出版社内容情報
人類に残された最後のフロンティア・宇宙。 全てを呑みこむ暗黒の空間に、冒険野郎・吾郎が挑む!!
▼第36話/ドッグファイトI▼第37話/ドッグファイトII▼第38話/遭遇▼第39話/遭遇II▼第40話/カンフー・アクション▼第41話/休戦▼第42話/アボット死す▼第43話/帰還▼第44話/宿命●主な登場人物/猿渡吾郎(元学生登山家。NASAの公募に受かり、現在は国際宇宙ステーションのクルー)、ロストマン(吾郎の登山時代の相棒。アメリカ人。現在NASAのシャトルパイロット)●あらすじ/中国が打ち上げたキラー衛星を撃墜するため、ロストマン率いる宇宙戦闘機部隊は作戦を開始した。そして敵の衛星を発見、直ちにレーザーを発射する。しかし、ロストマンたちが破壊したのはダミーで、逆に、レーザー発射地点を知られ、反撃されてしまい…!?(第36話)●本巻の特徴/吾郎たち月遠征隊は、新たな「仕事場」で使命を果たすべく、動き始めた。だがその頃、米軍と中国軍との“宇宙戦争”が幕を開け、戦闘部隊を率いるロストマンの身に危険が迫っていた…!!●その他の登場人物/池田理代子(NASDAの外渉部課長。かつて吾郎を失脚させようとした時もあったが、現在、吾郎の恋人)、エリザベータ(ロシア宇宙局長。亡き父の意志を継ぐよう努めている)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bookish
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@学大 米VS中IN宇宙 宇宙戦争でも捕虜ってあるのだろうか?月があらたな冷戦の地に。ときは2014年。2011/12/17
フェネ
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ちうごく・・・・2010/10/18
shikami
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中国との宇宙戦!ありえなさそうでありえそうなこの展開。こういうのが良いフィクションなんだと思います。2010/04/05
とんび
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亜宇宙戦闘!! 大気圏突入の恐怖と隣り合わせの戦闘が燃えるのはガンダム世代だからだろうか。2009/11/29
やいとや
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アメリカ対中国の、決して表舞台には出ない戦争。「ロストマン」という些か奇妙で不吉な綽名はこうなる展開を示していたんだなぁ、と感心。最終的には中国側パイロットと呉越同舟で大気圏突入を目指す、という物語が熱い熱い。この一冊で映画一本観たような気分になった。ツェン・リーとロストマンが何処で再び相まみえるかは分からないが、それは間違いなく戦場であろう。吾郎とロストマンの道はいつまた重なるのだろうかね。2021/11/10