出版社内容情報
謎はすべて明かされる。驚愕の完結巻。
昭和最大の未解決事件、その「謎」を暴く!
完結巻で次々に明かされる、驚愕の真相とは!?
そうだったかもしれない、そして決して明かされることのない
「裏側のドラマ」!
そこには、人間の哀しき「業」があった。
○主犯格は現職の警察官だった?
○実行犯は四人、「輸送」「物資調達」「通信」「斥候」の役を受け持っていた?
○主犯格は自分の子供を犯行に使っていた?
○黒幕は満州でオギリ製菓と因縁のあった人物だった?
○主犯格は途中で交代していた?
○犯人からの「犯行終結宣言」が出された日、昭和史に残る大惨事があった?
【編集担当からのおすすめ情報】
今も人々の記憶に残っている、昭和最大の未解決事件。
数々の物証や事件の概要を検討し、そこから想像力を広げて
そうだったかもしれない「真相」を描きます。
スピリッツ誌上でも賛否両論の大反響を呼んだ、
「謎」が一気に明らかになる最終巻、
どうぞお楽しみください。
第二十二夜 新しいカード…………005
第二十三夜 プロロオグ…………023
第二十四夜 血族…………041
第二十五夜 動機…………059
第二十六夜 実行犯…………077
第二十七夜 家族…………095
第二十八夜 満州国…………113
第二十九夜 フィクサー…………131
第三十夜 帰還…………149
第三十一夜 2014…………167
第三十二夜 暴走…………185
第三十三夜 十字架…………203
最終夜 悪漢…………221
白瀬 透[シラセ トオル]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆーちゃん
3
ピカロ完結。タイムスリップを利用して事件真相に迫ったり、事件発生を食い止めようとしたりする姿は読んでいてかっこよかった。ピカロという言葉も含めて昭和の世界にお邪魔した印象です。興味深い内容でした。2015/02/11
打倒ベース教授
3
完結。無難に丸くおさまりましたが、どうしても一言だけ言いたい。あのちょび髭の老人は結局誰だったんだよ⁉︎2014/09/01
ツキノ
2
ほんとうにこういう筋書きだったのか、この事件は、と思わせるほどの吸引力。1巻から再読必須。2014/11/27
kamogawaHB
0
チョビ髭は戻らなかった安住ですけど2015/01/06
かずひろ
0
最終巻です。読み終えてみて、設定から予想したストーリーとは全然違う感じでしたね。あまり覚えてないですが、グリコ・森永事件、改めて気になりました。2014/09/14