内容説明
本書は、筆者がこれまで公表してきた人口問題および人口論に関する研究論稿のなかから9点を選び、一部修正、加筆して第2章に準拠して歴史、理論、統計及び政策の4分法でまとめたものである。
目次
第1章 人口問題の歴史性
第2章 人口学における歴史・理論・政策
第3章 近代経済学とマルサス
第4章 人口統計の方法
第5章 日本の人口・世帯数の増加と住宅建設循環
第6章 日本の人口高齢化と生活構造
第7章 アジアNIESの経済発展と人口要因
第8章 中国人口の分析と将来推計
第9章 世界人口の前途と永久平和
補論(日本の出生力減退と経済成長;マルサスと人口・政治経済学;アジアの人口問題と経済開発)
著者等紹介
石南国[イシヨシクニ]
1956年中央大学経済学部卒業。1961年同大学院博士課程修了。1965年函館大学助教授。1971年函館大学教授を経て、1979年城西大学及び同大学院教授に就任、現在に至る。専攻は人口論、統計学、経済政策。経済学博士(1970年)。主要著書に『韓国の人口増加の分析』(勁草書房、1972年)、『統計学教科書』(創成社)、『世界平和と人口政策』(共編)(千倉書房)、『アジアの人口問題』(共編)(大明堂)その他多数
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