ビッグコミックス<br> 弐十手物語 〈94〉 三ッ鼎

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弐十手物語 〈94〉 三ッ鼎

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  • サイズ コミック判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091860941
  • Cコード C9979

出版社内容情報

同心の藤掛飯伍と配下の由造、そして鶴次郎が南町奉行所を舞台に暴れまくる人情味あふれる捕物帖。名コンビ入魂の力作!

▼第135話/春の幽霊(一?三)▼第136話/三ツ鼎(みつがなえ)(一?七)▼第137話/於兎(おと)(一)●主な登場人物/菊地鶴次郎(事件の陰で泣く女性たちに希望の火を灯す、南町奉行所同心。情に厚く、何事にも本気で向き合う)●あらすじ/遺骨を埋葬するため、お吉とともに江戸を発った鶴次郎。その途中、二人はとある旅籠(はたご)立ち寄った。そこは、一時は「幽霊旅籠」といわれ、不気味な幽霊の絵の掛け軸を物珍しさで見に来る客で繁昌したものの、その掛け軸の部屋に泊まった客が何人も変死するという奇禍が起こった事から、さびれてしまった。旅籠の主人は、この掛け軸をはずしたいのだが、いざはずそうとすると、皆が気分が悪くなり倒れてしまうという。だが、鶴次郎は「どこかの寺で供養してもらいましょう」と、苦もなくその掛け軸をはずした。しかし、その夜、掛け時の幽霊がお吉に乗り移り、鶴次郎を襲う…(第135話)。●本巻の特徴/上記「春の幽霊」の他、先の将軍家側室だったが、今は吉原の三浦家という遊廓にかくまわれている女性・千寿院と、次の将軍職をうかがう館林家のじゃじゃ馬娘・於兎(おと)を巡る「三ツ鼎」、「於兎」を収録。