出版社内容情報
傷ついたペットと寂しい飼い主を癒やす男
鳥取動物病院を営む鳥取健一は、患畜を持ち込んだ飼い主に法外な治療費を請求し、時に罵倒さえする「悪徳獣医」。だが動物と心通わせることができるかのようなその凄腕は、一部で「獣医ドリトル」と呼ばれて慕われている。
大晦日。鳥取動物病院は、いつになく大混雑している。だが訪問客の多くはなぜかペットを連れておらず、ドリトルもまたそれを当然のこととして受け取っている。一体なぜ……? 感動を呼ぶ動物医療コミック!
【編集担当からのおすすめ情報】
大晦日に鳥取動物病院に集まってくる人々。ペットすら連れていない彼らは何のために来ている? ドリトルの隠された人間性が垣間見える表題作は、感動せずにはいられない傑作です。
夏 緑[ナツ ミドリ]
著・文・その他
ちくやま きよし[チクヤマ キヨシ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
A・あがし
6
登場する動物が実に魅力的ですねぇ2014/04/07
四月朔日雪華
5
子猫について、小学生が真剣に考えている回が印象に残りました。安易に安楽死を選ばずに、先生を納得させるだけのものを自力で集めていくのはすごいなぁと思いました。今回の巻はそれ以外にも、社会の縮図的なものがあって、読み応えがありました。2014/05/02
暗凡丹
3
「子猫」「犬トモ」「大晦日」と今巻も見所満載♪特に「大晦日」に涙。お墓よりも強く思い出す場所って確かにある!コミックス派なのですが、こういうお話は雑誌でその時期に読んでた人がちょっと羨ましいかも。2014/08/20
公路郎
1
身近にある命のこと、こういう取り上げ方は大事だと思う。 いろんな考え方があって当然事だものね2014/03/29
河原
1
面白かった。アニメ化してくれないかなー? 知名度上がって欲しい。2014/03/28