出版社内容情報
激しくもはかなく、そして美しい、命を削る魂のバレエ! 世界に羽ばたく舞姫・すばるの伝説が今、始まる…!!
▼第67話/戦慄▼第68話/イリュージョン▼第69話/反撃開始▼第70話/“キャラクテール”ロビー▼第71話/臨界▼第72話/ラ・ビ・アン・ローズ:バラ色の人生▼第73話/GUNS and ROSES▼第74話/スカーフェイス▼第75話/嵐の過ぎたあと▼第76話/プラチナ・チケット▼第77話/ミッドサマー・ナイツ・ドリーム ●主な登場人物/宮本すばる(双子の弟・和馬の死をきっかけに、一流のバレエダンサーを目指す16歳。ニューヨークにあるバレエ団「システロン・バレエ・カンパニー」に入団、プロの道を歩み出す)、ザック・ジャスパー(「システロン・バレエ・カンパニー」の主宰者)●あらすじ/すばるのプロ初舞台は、刑務所の慰問公演という形で実現することになった。バレエに無関心な受刑者たちの興味を引くべく、扇情的な踊りを見せるすばる。だが、一時はキャバレーのような盛り上がりを見せた場内も、徐々にその熱が冷めはじめる…(第67話)。●本巻の特徴/壊れかけた慰問公演を救ったのは、ほかならぬシステロンの仲間たちだった! “バレエ団”であることの意味、ひとりではない心強さを噛みしめ、圧倒的自由、無限大の歓喜を表現してすばるは舞う! そしてその踊りを見た受刑者たちは…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
76
昴たちシステロンは刑務所の慰問公演を開始。観客はバレエに全く興味がない囚人達。昴は始めて一人で頑張らなくても良いことに気づき、システロンの力を引き出す。囚人達にバレエの展開が伝わり始める。そして熱狂から暴動に至る。最後の昴の喜びに溢れた踊りを見て、囚人達は自分達の失われた自由を思い知らされる。泣き叫ぶ囚人達。昴は踊り続ける。もう一人の天才、プリシラ・ロバーツが現れる。長年、ニューヨーク・シティ・バレエでプリンシパルを務めるプリシラはシステロンの記事に興味を持つ。昴とプリシラ。二人の天才が邂逅する。2016/07/03
wata
29
刑務所での慰問公演、キモチイイ~~!楽しかった~~!はスバルだけ?!観ている囚人には鉄格子の現実が待っている。でもプロとしてお金はちゃんと貰えて良かったね2015/01/25
くりり
18
再読、刑務所公演♪「キモチイイーー!!」(笑) そしてプリシラ登場~!!2015/01/24
月子
17
[再読]プリシラ・ロバーツ登場~♪2013/08/19
読み人知らず
10
聴衆を傷つけるダンス。自由じゃないんだよ、自由の喜びを教えるなよと。すごい、言葉じゃなく伝える。2010/11/06