出版社内容情報
激しくもはかなく、そして美しい、命を削る魂のバレエ! 世界に羽ばたく舞姫・すばるの伝説が今、始まる…!!
▼第56話/冒険のはじまり▼第57話/ルナティック▼第58話/輝きは消えない!▼第59話/ジャム・セッション▼第60話/解放▼第61話/恐るべき子供(アン・ファン・テリブル)▼第62話/メトロポリタン歌劇場▼第63話/革命前夜▼第64話/到着▼第65話/プロの舞台▼第66話/ボクサー●主な登場人物/宮本すばる(双子の弟・和馬の死をきっかけに、本格的にバレエを始める中学三年生。現在、プロのバレエダンサーになるためニューヨークへ)、ザック・ジャスパー(ニューヨークにあるバレエ団「システロン・バレエ・カンパニー」の主宰者。ローザンヌ国際バレエコンクールで出会ったすばるの才能に惚れ込む)●あらすじ/ローザンヌ国際バレエコンクールで最優秀賞を受賞し、ロイヤル・バレエ・スクールの奨学生に推薦されたすばる。しかし彼女はその誘いを蹴り、コンクールで出会ったザックという人物のもとで学ぶため、住所のメモを頼りにアメリカへ渡る…(第56話)。●本巻の特徴/名門校の奨学生というチャンスを捨て、あえてニューヨークへやってきたすばる。彼女を待っていたのは場末のバレエ団だった! アパートのようなビルの一室にある「システロン・バレエ・カンパニー」。ここでは、もう2
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
74
昴はロイヤル・バレエ・スクールの誘いを断る。すぐに実戦で踊れるシステロン・バレエ・カンパニーに入りニューヨークへ渡る。システロンの実態は2年間公演もできず、白人以外のバレエ界のマイノリティが集まる団体だった。バレエに専念できない環境、昴から見たら苛つく程の低いレベル。偶然にアメリカン・バレエ・シアターの公演を見た昴は自分の行きたかった場所に気づく。自分の判断を悔いる。システロンの面々は昴の言葉に発奮。必死にレベルを上げる。そしてシステロンは刑務所の慰問公演で2年振りの舞台に立つ。周りを引き上げる昴の凄み。2016/07/03
wata
28
自由になってニューヨークへ!でもこの劇団で良かったの?皿洗いから始まって団員を引っ張りあげる存在に!2015/01/24
くりり
18
再読、「システロン・バレエ・カンパニー」相変わらずぶっ飛んだスバルは、ニューヨークで大事なものを見つけるはず。2015/01/24
月子
12
[再読]"かっこいいエピソード"まさにそう!!2013/08/19
読み人知らず
9
負けられない公演、負けられないダンス。どうなるシステロン!!2010/11/06