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出版社内容情報
新宿の裏街にしずむ女を陰影濃く描いた異色作『新宿ララバイ』など、単行本未収録の4作品も完全収録した初期短編集が登場!
▼第1話/BETA!!▼第2話/Singing Policeman▼第3話/Runnnig Policeman▼第4話/Shouting Policeman▼第5話/Fighting Policeman▼第6話/Jumping Policeman▼第7話/Flying Policeman▼第8話/Swimming Policeman▼第9話/魔術▼第10話/Return▼第11話/ストリート・コーナー・ギャングズ▼第12話/サバイバル・ラバーズ▼第13話/シナリオ▼第14話/夜の空腹者たち▼第15話/勤め人走る!!▼第16話/クラッシュ・ダンス▼第17話/N・A・S・A PART1▼第18話/N・A・S・A PART2▼第19話/放課後コネクション▼第20話/オールド・ウエスタン・ママ▼第21話/さよならMr.バニー▼第22話/大正探偵▼第23話/マイティ・ボーイ PART1▼第24話/マイティ・ボーイ PART2 ▼第25話/ラッシュ・ライフ▼第26話/新宿ララバイ▼第27話/チルドレン・チルドレン●あらすじ/新宿にかおるという女がいる。28歳独身の売れないイラストレーターである彼女は、新宿のスナックに行っては知らない男と飲み明かし、一夜を共にしていた。そんなかおるにとって忘れられない歌がある。故郷の歌である島原の子守唄だ。「♪あん人たちゃ二つも金の指輪(ゆび
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
15
【再々再読】「マスター・キートン」の流れで、初期の浦沢にたどり着く。 短編集だが面白すぎる。 連作の「踊る警官」シリーズの7作が傑作、いろんな事に興味を持つ、副業でバンド活動をしている交番勤務の警察官を描く青春物。 どこか憎めない「山下くん」に同調してしまう。 爆発的なヒットの「パイナップル・ARMY」までの5年間の軌跡を描く全短編集。 いろんな切り口を見せる、一見の価値ありだと思うのですが。2021/03/23
ぶんぶん
14
【再読】もう何回読んだだろうか、いつも「初期の浦澤」を感じてしまう。 こういう感性だったから、「モンスター」も「20世紀少年」も出来たのだろうな。 短時間で、あの頃に戻れる作品群です。 「パイナップル・アーミー」また読みたいな。2024/11/23
ぶんぶん
10
【再読】 初期作品集。 何となく「大友克洋」に似ているペンタッチ、それに良く動いている。 若い頃はガムシャラだった浦沢さんのタッチが良い。 何か昔を思い出し、懐かしい感じです。 しかし、良くストーリーを考え付くもんだなって思った。 天才は若い頃から天才だったんだ。2017/01/12
ぶんぶん
8
「パイナップルARMY」でブレイクするまでのデビューから五年間の軌跡を描く全短編集。 若い時の破天荒そのままに、キレのあるストーリーに、その後の浦沢を予感させます。 浦沢直樹を充分に堪能できる一冊です。 560頁が圧倒的に迫る、著者のインタビューが付いてます。 あの頃から「上手かった」んだなぁ〜…2015/12/19
ぶんぶん
7
【再々読】久し振りに引っ張り出してきたが、やはり面白い。 今は押しも押されぬ浦沢直樹だが、デビュー直前から5年間の全作品を集めた短編集。 すでに今日の浦沢節が出来上がっている。 やはり、天才は天才たる所以がある。 ユーモアとウイットは地力何だなあと、思わせる感性が凄い。 こんな作品は今日でも面白いと思われる作品です。 やっぱ、持ってて良かった作品集です。2020/09/21