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出版社内容情報
長嶋に心酔する30歳の“野球小僧”、花田花男。ハードボイルドな三年生、花田茂雄。両極端な父子と白球が織りなす「おとぎ話」!! 待望の新装版!!
▼第27話/悪魔と春と野球と夢と▼第28話/夢見る年頃▼第29話/クソババとクソガキ▼第30話/ぼくらは少年探偵団▼第31話/影の足音▼第32話/サクラサク▼第33話/花田親子珍道中▼第34話/茂雄の見た夢▼第35話/明日から始まる冒険に備えてその2▼第36話/れっつごう。まいくれいじい、ぱぱ。▼第37話/さだはる号、走る。▼第38話/二死満塁の青い空▼第39話/花男氏のおだやかでラジカルな日常▼最終話/1992年・夏 ●あらすじ/クラスメイトに秘密のアジトへ案内された茂雄。大人ぶって冷めた態度をとるものの、話をしているうちに、ちょっとが力が入ってきた。とりあえず「街の平和を守るため」、探偵団が作った第1目標は、口の悪い駄菓子屋のババアだ。ババア成敗にでかけた茂雄は、そこで花男の昔話を聞かされる(第29話)。▼バイクの「さだはる号」に乗って花男と旅をしていた茂雄だが、突然、花男に母の家の前に置いていかれてしまう。傷つく茂雄。一方で花男は、あの黒ずくめの怪しい男とともに、茂雄と暮らした家から立ち去っていくのだった。茂雄に一言、愛のメッセ?ジを残して…(第35話)。▼花男がどこへ行ってしまったのか、かいもく見当のつかない茂雄。そこで立ち寄った駄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おれんじぺこ♪(16年生)
15
長男本。そういうおわりかたかぁ…。という結末。「絵力」が強いコミックだった(笑)花男たちの周りの人達のキャラクターがよい2014/04/06
りょうこ
6
【旦那様推薦図書】なんだか最後は想像ついていたけどやっぱり良かった!!絵もだんだんとかわいくなってきたし(笑)2011/09/30
KUROtoSHIRO
3
花男のキャラクターがガキすぎてひどい!と思ってたけど、心から息子を愛して夢を追い続ける姿にだんだん胸が熱くなってくる。ぶっ飛んだ設定ではあるけど、とても良い親子の話だった。茂雄もひねくれながらも彼なりに父を愛しているのが良い。2015/10/25
kasukade
3
花男は「男の夢」として純粋無垢に生きてきた。そんな花男が最後に父として子供と海へいき、子供の成長と親の責任を果たしにプロ野球へ入団する。こんな描かれ方したら心にきちゃうよ。花男が純粋であればあるほど最後の展開に感動してします。どれだけキチガイにみえても花男はみんなのスター花男だった★2015/07/26
ギネス記録に載るくらい世界最高のお湯。
2
父と子の家族物語的友情物語。互いに喧嘩しながらも距離感が凄くいい。仲が良いから喧嘩できる。一見ダメ男の花男だが最後まで諦めない姿とそれを叶えるロマンが素敵。並の作家だと「いい大人が夢を追い続けて家庭を破綻させる」で終わらせる。仮にこの作品のように夢を叶えてもどこかで矛盾が生じる。けどこの作品ではこれが微塵もない。松本大洋作品は何作か観たり読んだけど、ピンポンと同様わかりやすいし読みやすい。最初は…ぶっちゃけちゃうと「汚いオッさんが表紙だなぁ…」で毛嫌いしてたけど、読んでるうちにオッさんが愛しくなった。2018/04/05
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