出版社内容情報
小麦組組員・加藤市吾が出所すると組は解散してケーキ屋に!! そこへ組長の亡き妻とその前夫の娘が転がり込んでいびつな共同生活開始!!
▼第1話/うまく伝えられなかった…▼第2話/要はハートだろ…▼第3話/ハートは正直だもんね▼第4話/ホントは伝わってたんだネ▼第5話/ホントに伝わってるのかな…▼第6話/知らないコトだらけだったんだもん…▼第7話/でも今は焦らない…▼第8話/なんで決心を鈍らせるの?▼第9話/ホント間が悪いんだから。▼第10話/でも、なんとなくわかった●主な登場人物/加藤市吾(元・小麦組構成員。5年半の刑務所暮らしを経て、現在は仕方なくケーキ屋を手伝っている)、小麦松吉(元・小麦組組長。妻・摩耶の死をきっかけに組を解散し、ケーキ店を開業)、辰巳千夜子(摩耶と前夫との娘。父親の会社が倒産し、仕方なく松吉の元を訪れ、当面同居の予定) ●あらすじ/千夜子がよく通うケーキショップが、何者かに襲われた。その犯人は、なんと店の息子・達人の幼なじみ、梨子のグループ! 梨子は、彼氏の達人が千夜子を好きなそぶりを見せていたため、焼きモチを妬いていたのだ。一方そのころ、達人は家を出ていった父を思い出していた…(第1話)。●本巻の特徴/オープン1周年を迎えたケーキ屋「摩耶」。ようやく皆に打ち解けてきた千夜子だが、そこにまたまた不穏の影が…。そのとき市吾は!?●その