ハーレクイン・ロマンス 暴君とナニー

ハンプソン，アン【作】〈Ｈａｍｐｓｏｎ，Ａｎｎｅ〉/柿沼 摩耶【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2016/07発売）

• サイズ 新書判／ページ数 220p／高さ 18cm
• 商品コード 9784596131744
• NDC分類 933
• Cコード C0297

出版社内容情報

5カ月前に父が亡くなり、天涯孤独の身となったクレアは、知人を頼って湖水地方に移り住み、何とか乗馬学校に職を得た。ところが、生徒の伯父と揉めて、解雇の憂き目を見る。相手が悪かった。大地主で地元の誰もが敬う支配者サイモン。クレアは横暴なサイモンを恨んだものの、意外にも彼は解雇させるつもりなどなかったと詫びる。「無職なら、僕が面倒を見ている姪の養育係になってほしい」クレアは喜んで、さっそく住み込みで働き始めたが、彼のあまりの過干渉と姪への無理解に、怒りを抑えきれず……。

アン・ハンプソン［アンハンプソン］

柿沼摩耶［カキヌママヤ］

内容説明

５カ月前に父が亡くなり、天涯孤独の身となったクレアは、知人を頼って湖水地方に移り住み、何とか乗馬学校に職を得た。ところが、生徒の伯父と揉めて、解雇の憂き目を見る。相手が悪かった。大地主で地元の誰もが敬う支配者サイモン。クレアは横暴なサイモンを恨んだものの、意外にも彼は解雇させるつもりなどなかったと詫びる。「無職なら、僕が面倒を見ている姪の養育係になってほしい」クレアは喜んで、さっそく住み込みで働き始めたが、彼のあまりの過干渉と姪への無理解に、怒りを抑えきれず…。

著者等紹介

ハンプソン，アン［ハンプソン，アン］ ［Ｈａｍｐｓｏｎ，Ａｎｎｅ］
元教師。７０年代から活躍し、シリーズロマンスの黎明期を支えた作家の一人（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

ヒーローの暴君度合いには会いた口が塞がらない程で、まるで殿様のようだった。村人には敬われているという設定だけど蓋を開けるとただの噂の種で、ヒロインも意固地だだし人間のいやらしい部分しか出てこない作品だった。子供も可愛いんだか良くわからない設定で、ヒロインと子供が似た性格だというなら計算高くて自己中としか言いようがない。牧師の友人でさえお気に入りの女性が現れると、ヒロインを助けるより突き放そうとするんだからうんざりした。何よりヒーローはプロポーズした相手に理解できる態度を取るべきだと思う。古臭いし陰気だった

2022/10/29