- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 小学館 ビッグCスペシャル
出版社内容情報
記憶を巡るリリカル本格SF、堂々完結!
嫌な記憶なんてすべて、取り出してしまえばいい。
あなたを縛るものから、逃げ出してしまえばいい。
さあ、
そして、
記憶を取り出すことが、当たり前になった社会へ。
人々は、あの頃よりも、幸せになったのだろうか――?
【編集担当からのおすすめ情報】
スピリッツ発の期待の新星・荒井ママレ氏による、
記憶を巡るSFストーリー『おもいでだま』
遂に堂々完結!
ミオの「存在を消された」兄・ハル。
彼の登場により、椎名家は、MSC社は大きく揺り動かされようとしていた…
そして遂にミオは、自らに記憶と、父と、正面から向かい合う――
この作品を読んだ一人でも多くの方の心に
なにがしかの余韻を遺すことができますように。
担当者として祈っております。
是非、ミオが、作者が辿り着いた結末を見届けてください!!
荒井 ママレ[アライ ママレ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
9
面白かった。記憶を薄れさせることをどう利用するかによって、人生をコントロールする機会を得た人々。失敗した人、悪用した人、上手に付き合えた人。黒いキャンディーを作った三嶌ハルは復讐だけじゃなく、警告を与えたかったのかな。ちょっと考えさせられるコミックでした。最後に椎名ミオが無事乗り越えていたようで、ホッと一安心です。2016/08/02
まを
5
ちゃんと終わった。各話の中で気になっていた人たちのその後も少しあったりして、本当に、ちゃんと終わった!って感想。ミオは、最初得体の知れない子だったけど、これはミオの成長物語だったのね。つらい記憶を無くして生きるっていうのは、確かに依存してしまいそうだし、でも、それで生きて行ける人がいるたろうことも確かだし…色々考えた。良い漫画だった。2013/10/30
ひこうき
2
記憶を取り除けるキャンディー。消したいほどの記憶は山ほどあるけど、自分だったら使わないかなー。。きれいごとかもしれないけれど、やっぱりそんな記憶も大切な思い出。2014/08/14
ni445
1
ちゃんとしたとこまでたどり着いて終わった感2013/12/26
chidoriashi
1
「自分にとって他愛のない想い出が、誰かをひどく追いつめることもあれば、永遠にその人を支えることもある。誰かの想い出の中に存在する自分が素晴らしいものでありたいと、皆が望むなら、この世界は少しだけ良いものになるかもしれない」2013/11/28