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出版社内容情報
これぞ、空想科学浪漫!少年少女の大冒険譚
万国博覧会開催に沸く大英帝国絶頂期の倫敦。
突如大気圏外より飛来した三脚砲台は華の都を一瞬で地獄に変えた…!!
孤児院で暮らす少年・オリバーは混乱の中、上流階級の少女・アリスと出会う。
押し寄せる圧倒的絶望の中で、交わるはずのなかった二人の運命は次第に交錯し……
空想科学小説の古典が奇才の筆を得て鮮やかに蘇る!!
『菫画報』『二十面相の娘』等の作品で熱狂的ファンを持つ著者の最新作!
怪奇、活劇、そして少年少女の一大冒険浪漫!!
【編集担当からのおすすめ情報】
注目の空想科学浪漫、第二集が登場です。
今巻では騒動に乗じて大英帝国乗っ取りをたくらむ政商・グレイヴが登場。
侵略を続ける火星人との攻防に加え、異なる思惑を持つ人間同士の争いも表面化し、
子供たちの冒険譚は新たな段階を迎えます。
オビの推薦文は著者・小原愼司氏の大ファンを以前より公言してきた『それでも町は廻っている』の石黒正数氏。
巻末に小原氏と石黒氏の対談も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
15
『スミレ画報』再読したくなってきたなぁ。それくらいハマり始めたということかな。オリバーの仲間たちもそれぞれ鬱屈したものを抱えているようだし、新キャラのボスは確かに魅力的。なんだかシャアに見えました(笑)世界を壊して変えるのは、こんな野心家なの?2014/03/03
JACK
11
◎ 突如現れた三本脚の巨大な機械たち。人類の武器はほとんど歯が立たず、ロンドンは壊滅した。他の国も同じ様な状況らしい。戦いに巻き込まれた孤児の少年オリバーと、上流階級の少女アリスは敵から逃げ続ける。外国に逃げる船に乗るため、再びロンドンに戻ってきた2人だったが、そこで出会う商人グレイヴによって物語は思わぬ方向へ動き出す…。古典SF「宇宙戦争」をアレンジした物語。題名が「地球戦争」になっている理由は読めば納得出来ると思います。先が気になります。2013/08/13
kyawo
9
すばらしい 原作をうまく利用して 宇宙戦争ではなくて 地球戦争になってきている!!! キャラの動きが非常にいいのは キャラの設定がしっかりしているからだろうな~ 後ろの対談も面白かった!2013/08/11
あさひ
8
版画的な手法で深みがでます。面白い。2015/12/19
ぬ(ぬ)
8
1巻の時点じゃ「古典だな~」程度のあっさりげな感想しか抱けなかったけど、この巻でイッキに引き込まれた。展開は意外性十分、しかし場面場面では王道的というか、”時代が取りこぼした浪漫”とでも言いたくなるような、そういった高揚感に満ち満ちているように感じますね。先も楽しみ。…にしても、巻末は石黒氏との対談スか。この組み合わせだと、どーしてもスミレと歩鳥の共演とか夢想しちまうよなぁ。いつか頼んます。2013/07/31