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出版社内容情報
記憶とは、甘美な呪いである――
ロープも。
火薬も。
ナイフも。
ある種の道具は、使う者の心次第で、凶器にもなり得る。
しかし、ロープも火薬もナイフも、人の生活を豊かにした。
誰かの命を救うこともあっただろう。
記憶を取り出すメディア…メモリー・セーブ・キャンディー。
危うさを秘めるこの道具に、傷つけられた者たち…
そして、救われた者たち。
人間を形作るのは、意志か、欲求か、それとも記憶なのか。
「想い出」を巡るドラマは、クライマックスへ向けて加速をはじめる――
【編集担当からのおすすめ情報】
スピリッツ発の期待の新星・荒井ママレ氏による、記憶を巡るSFストーリー『おもいでだま』
待望の第3集発売!
今集では、ミオの「存在を消された」兄・ハルの登場で、MSC社、そして椎名家の秘密が次第に明らかに!!
自らに記憶と向き合い、次第に変わりゆく「記憶抽出依存症」のミオと、彼女の元を訪れる、様々な依頼者たち…
毎回、新鋭とは思われぬ完成度の高い構成力&画力に、担当者としても唸らされっぱなしです!!
物語は最終章へ向け、ますます本格、ますます骨太に。
その一方、描き出される感情はますます繊細さを極めていっております。
誰もが立ち止まり、自らの歩んできた道を振り返りたくなる…
そんな、心に残る一冊です。
今からでも遅くありません!
是非『おもいでだま』の世界へ!!!!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
7
父親に記憶を改竄されていたのだろうか。自分の意志で歩き出したミオ。兄である三嶌ハルは復讐を目論んでいるのだろうか。存在を消されたようなものだから・・・。なかなか恐ろしい流れだなぁ。2016/08/02
まを
2
つら…。ていうか怖…。ミオもハルも犠牲者。ミオはこれからどうやって生きていけるんだろう…。ハルも。次で最終巻、めちゃくちゃ期待が高まる。2013/07/30
ni445
1
恐ろしすぎる展開に、ラスト4巻が気になって仕方ない。近未来の心温まったり、苦かったりするオムニバスだと思っていた1巻が懐かしい。こんなに嫌な気持ちになる漫画に成長してしまうとは・・・2013/09/29
ナカタニサトシの憂鬱
1
どうなっちゃうんだってばよ2013/08/11
萌
1
ミステリ要素もどんどん大きくなってきた…?叙情SF、とでも言いましょうか。2013/08/06