出版社内容情報
「究極のメニユー」作りに挑む、東西新聞社文化部の、山岡士郎と栗田ゆう子。「食」ブームを巻き起こした大人気作！！
▼第１話／のれんわけの意味▼第２話／日本全国味巡り宮城編１?６▼第３話／誕生の日▼第４話／命名騒動!?（前編）（後編）●登場人物／山岡史郎（東西新聞文化部員。膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当）、栗田ゆう子（東西新聞文化部員。夫の山岡とともに「究極のメニュー｣を担当。いよいよ母になる）、海原雄山（超高級料亭「美食倶楽部」を主催する希代の美食家。自分に反抗し家を出た実の息子・山岡を勘当。「至高のメニュー」で対決する）●あらすじ／山岡のプロポーズを受け結婚したゆう子。双子を授かったことがとわかり、雄山に報告に行く。その帰りのタクシーの中で、忘れ物の携帯電話が鳴り出した。電話に出たゆう子は、その持ち主が天ぷらの名店「天旗」の板前、川村と知った。のれん分けのことで悩んでいた彼は…（第１話）。●本巻の特徴／幸せいっぱいの山岡とゆう子。一方、雄山は「出産後も仕事を続ける」と言ったゆう子を試すかのように、「日本全県味巡り」対決の第二弾をしかけてきた。舞台は宮城県。仙台市、山元町、牡鹿町、気仙沼市、筑館町、丸森町と、食材を求めて県内を尋ね歩いた山岡たち一行は確かな手応えをつかみ、自信満々で雄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
41
士郎とゆう子の間に双子が誕生する７５巻。結婚や子を生すことにあれほどまでに否定的だった過去の巻が嘘のような士郎の変貌ぶり。我が子の人生に対する責任。父親としての矜持。人生の最も大切なこと、その真実を知らぬまま、未だに好き勝手に生きた自分の後始末に追い回されてばかりいる、欠落した己がこれまでを思う。2016/09/07
活字の旅遊人
33
日本全県味巡り宮城県。海原雄山の講釈が勉強になる。宮城の食文化も熱いね。ホヤ食べたいぞ。あとは栗田さんの双子出産。西浜先生が格好いい。今、特に産科であれだけ自信と使命感をもちながら、いざとなればちゃんと紹介できる開業医なんかいないだろうな。孫が無事に誕生した雄山もいい味だしてる。2021/09/04
再び読書
21
山岡の双子の誕生と宮城県の対決がメイン。ただ最初のエピソードの走りの銀杏で、問題を解決されるのは、軽すぎると思う。素人の観点だからかも、知れないが牛タンが、出なかったのが意外。生きたホヤは食べる機会は無いと思われるが、興味深い。昔のあるあるの米が庶民に行き渡らない為の、工夫は先人の知恵に感心させられる。2024/08/31
ひじり☆
9
双子誕生おめでとう!2018/12/22
Riopapa
9
長く宮城県に住んでいるが、食べたことのないものばかり。2018/03/29
-
- 和書
- エコノミクスー経済学－
