ビッグコミックス<br> MONSTER 〈18〉 終わりの風景

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ビッグコミックス
MONSTER 〈18〉 終わりの風景

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  • サイズ コミック判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091852786
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

人の命を助けるはずのメスが、怪物を産み出すことになろうとは!! 激動のヨーロッパを舞台にした、戦慄のサイコ・サスペンスいよいよ発進。

▼第1話/架空の人間▼第2話/休暇の終わり▼第3話/グリマーの叫び▼第4話/超人シュタイナーの怒り▼第5話/名前のない男▼第6話/描けない絵▼第7話/泣かないで▼第8話/終わりの風景▼第9話/命ある者たち▼第10話/明日はくる▼最終話/本当の怪物●登場人物/天馬賢三(テンマ。脳神経外科医)、ヨハン・リーベルト(他人の命をもてあそぶように奪う“怪物”)、ニナ・フォルトナー(=アンナ・リーベルト、ヨハンの双子の妹)●あらすじ/ついに南ドイツの小さな田舎町・ルーエンハイムへたどり着いたテンマ。町ではすでに惨劇が始まっていると知り、テンマは逃げ遅れた人々の救出へ急ぐ。一方、この町のホテルのオーナーがフランツ・ボナパルタであることを突きとめたルンゲとグリマーは、ヨハンが彼を消そうとしていることを告げると「死ぬのは怖くない」と言う。そんなボナパルタにグリマーは……(第1話)。▼ホテル・フェアシュテックに残り、守りを固めるグリマーたち。一方ルンゲは、銃を手に、雨の中をひとり戦いへ向かう。町へ出たルンゲは、保護した若い女から、惨劇の指示を出している人間がホテル・ベルクバッハにいるとの情報を得る。そこへ、ボナパルタの居所を突きと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

209
最後の最後までゾッとする展開だったなぁ。ヨハンはまた繰り返すのかな?また読み直して展開を振り返りたい。なんとなくイメージで言うと最後ビデオのノイズがサーッ、プチッって感じで終わらせられた感覚かな?2016/03/27

眠る山猫屋

46
再読。なんて圧倒的な終幕なんだ。暗い雨の中、ルーエンハイムの町が殺戮に沈む。ルンゲ警部の後悔と謝罪、グリマーさんの独白。ボナパルタの涙。みんなみんな哀しい。ロベルトの正体も誰にも伝えられることはなく、終焉の荒野を見ることができたのは・・・。悲しみの後にも、明日はくる・・・くるのだけれど。凄い物語だった。生き残った人々の笑顔が印象に残ったなぁ・・・。2016/06/27

Y2K☮

38
完結。本当の怪物は誰なのか。一応答えらしきものが示される。愛が裏切られた時、人の心はその痛みに耐えるべく変貌を遂げるのかもしれない。でも逆に云えば、愛に目覚める事で考え方が一瞬で変わる場合もある。愛と悪意はほんの一文字の差。怪物を創ったのは誰か特定の個人ではなく、我々大衆の無知がもたらした悪意ではないのか(村上春樹なら、それを特定のキャラに仮託するのだろう)。そしてその悪意の動機も又何らかの愛なのだ。故に突き詰めると誰も責められない。我が身を省みるのみ。どのキャラクターも皆幸せになって欲しい。ありがとう。2018/01/11

さくりや

35
登録をサボったが全巻読んだ。多分2度目。冷戦時代の子供を対象とした人体実験で生まれた”怪物”を蘇らせてしまった医師が、“怪物”の暴走を止めようとしながら過去の全貌に迫っていく、というストーリー。一見シンプルな設定でこの大長編を描ける作者に脱帽。安定に登場人物の名前と役柄が一致しない病に罹患しているので鬼大変だった。ラストは賛否両論らしいが、まあ、だろうな笑。生きることとは当たり前に笑って、泣いて、怒ること。それら全てを失った“怪物”はどうなるのか……。しかしテンマの逃亡資金が尽きない。医師って儲かるのね!2020/08/12

Dai(ダイ)

20
結局最後まで読んでもよく分からないことが多すぎる。分かりにくいマンガはキライ。2018/11/01

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