出版社内容情報
『らあめん清流房』が存亡の危機!?
女性ラーメン職人No.1決定戦の「なでしこラーメン選手権」で決勝進出を果たした主人公・汐見ゆとり。とはいえ、彼女はフード・コンサルティング会社『清流企画』の一社員。「常軌を逸した迷惑客が後を絶たない!」といった悩みを抱えるラーメン店主の相談を受ける業務に追われる日々。そんな中、『清流企画』が経営するラーメン店『らあめん清流房』全店の近所に、『清流房』とそっくりなラーメンを安価で提供する新店が続々オープン。大幅に客を奪われる事態が生じ…!
【編集担当からのおすすめ情報】
『らあめん清流房』グループを窮地に追い込んだ、ライバル店の「カッコウ戦略」とは一体…!? ビジネスのヒントも満載の第9集です! 必見!
久部 緑郎[クベ ロクロウ]
著・文・その他
河合 単[カワイ タン]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
45
やっぱ芹沢にスポットが当たると切れる台詞がバシバシ飛び出すし、一気に深みが出るわ。2015/11/07
烟々羅
9
8巻の感想で「この話の解決編を読んでいないのが気にかかって探していた」と挙げた、問題客の多く集まる店の話を読むことができた。三話構成だった。巻の残りは、背任行為を働いて出て行った元従業員が価格競争を仕掛ける話。どちらも、リアリティのある人間ドラマ2013/06/05
名言紹介屋ぼんぷ
7
『お客様は神様などではありません。 お客様とは…人間です。』2023/11/09
Kei
4
ダメ店主更生プラン。武田さんの店、どきゅんには笑ったわ。狙われたラーメン清流房。濃口らあめんの欠点とは。2017/12/30
コリエル
3
価格にみあったサービスを提供して、それに対して対価をもらうだけなのだから、店と客には本来五分の関係しかないという芹沢の発言は極論ながら考えさせられる。何でもかんでも客に譲ってばかりいては店が無法地帯になるという図は実に恐ろしかった。2015/11/16