出版社内容情報
年収2000万円+固定資産1億4000万円以上ないとなれない“馬主”。しかし… スペリオール大賞入選作家が贈る、馬に夢を託したサラリーマンの物語。
▼第37話/引退レースの日に▼第38話/青雲賞▼第39話/悪夢▼第40話/お墓参り▼第41話/菊竹Jr.の呼び出し▼第42話/闘争心▼第43話/羽田杯▼第44話/リベンジ!?▼第45話/“砂”の舞台▼最終話/フェブラリーS●登場人物/風間俊輔(真菊製作所に勤務する、競馬をこよなく愛する“青春”野郎)、菊竹和之(真菊製作所取締役。会長である父の七光にモノを言わせて、仕事そっちのけでやりたい放題。中央競馬の馬主)●あらすじ/調教師から「直接会って話がしたい」といわれ、風間は連勝中で絶好調のビッグエスケイプの身を案じる。だが、今後のローテーションの確認として、ライバル・ザテイオーとの直接対決は青雲賞にしたいと伝えられ、次走に予定していた特別1400m戦を回避することが確認されただけだった。この日の本題というのは、1勝はしたものの、その後は2桁着順が続くワールドトラベラーの処遇についてだった。地方競馬の騎手学校から引き取りたいとの申し出が(第1話)。●本巻の特徴/大井競馬の3歳場の頂点を決する青雲賞、4歳クラシック3冠路線、羽田杯、東京王冠賞、東京ダービーの各レースで主役を張る“ビッグエスケイプ”の活躍を通じ、馬主として成長を続ける風間の姿をさ
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