出版社内容情報
いいかげんでも腕は一流!? 世界をまたにかける獣医・IWAMALが、往診した先々で人間の思惑に振り回される動物たちの受難を解き放っていく。
▼第1話/アメリカバイソン▼第2話/アカゲザル▼第3話/山神の叫び(1)▼第4話/山神の叫び(2)▼第5話/山神の叫び(3)▼第6話/ベルベットメモリー(1)▼第7話/ベルベットメモリー(2) ●登場人物/岩丸知祐(電話一本で日本国内はおろか世界中のどこにでも出没する獣医。社会適応力にやや難あり)、綿吹美里(落ちこぼれの獣医の卵。行き場を失い岩丸のもとへ転がり込むことに) ●あらすじ/ところはアメリカ中西部。開拓時代を舞台にした映画の撮影が行われていた。バッファロー狩りのシーンの撮影中、謎の東洋人が画面を横切る。彼の名は岩丸知祐、通称IWAMAL。WAAC(全米動物愛護連盟)の役員でもある映画監督のケネス・ゴードンが呼んだ獣医である。前日の撮影中に火薬の仕掛けが暴発し、興奮したバッファローが高さ20メートルの鉄骨の足場に突っ込み、7頭が大怪我をしてしまったのだった。プロデューサーはWAACの視察に備え、バッファローを処分しようとするが…(第1話) ●本巻の特徴/世界をまたにかける獣医、IWAMALが、往診した先々で数々の騒動を巻き起こす。