出版社内容情報
今度の弘兼憲史はちょっと怖い。
売れっ子挿絵画家の高村は女との別れをきっかけに都会を脱出し、
郊外の巨大な庭石のある家で、一人気ままな生活を始める。
だが、親しくなった女に次々と災難が起きるなど、高村の周りで不可解な現象が起きて……官能サスペンスの表題作「星霊の巨石」。
自殺した同級生の事の真相を探る同窓会への旅を行方は…?
「タイムカプ星ル」。
恩讐の彼方へと向かうロードコミック短編2編を収録!
【編集担当からのおすすめ情報】
愛と憎しみ、幸せと不幸せのぎりぎりのところに人間は立っていて、いつ何時どう転ぶか分からない。エロス&サスペンスの最新刊、今回の弘兼憲史はちょっと怖い!
弘兼 憲史[ヒロカネ ケンシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
32
レンタル。キーワード「巨石」「悪霊」「タイムカプセル」。悪徳教師の末路は悲しいな。2019/06/23
ぐうぐう
10
「星霊の巨石」は、『リング』を彷彿とさせるホラー調のエピソード。ここまで巻数を重ねてくると、こういう形式の物語が登場してくるのだなと、感慨深い。一転、「タイムカプ星ル」は、シビアな話。人間のどす黒さを描いているのだが、因果応報なオチに溜飲が下がる。2013/12/15
3939タスタク
4
ホラー系とかつての恩師に纏わる話の二本。熱血教師と慕われた男の別の顔が半世紀近く経った今、明らかにされる。一人の少女の命を懸けた叫びが、聖職者の仮面をかぶった悪魔に通じるのか?2012/12/17
満月-ya
0
★★★☆☆2013/10/15