出版社内容情報
妻、娘、仕事…毎日が淡々と過ぎていくかにみえた男の前に突如ユーレイが登場？ さらに会社の部下とも怪しい関係になり人生は一気に波瀾へ。
▼第１話／そして彼女は突然に…▼第２話／ハッピーにしてあげる。▼第３話／甘く危険な罠一つ。▼第４話／不幸せをバネにして。▼第５話／今日はいい日。▼第６話／初めっからわかってる。▼第７話／幽霊さんの正体。▼第８話／予期せぬ出来事。▼第９話／つながった記憶。●登場人物／加勢晴夫（コンピュータ会社の営業マン。妻と娘一人あり。なぜか幽霊にとりつかれた？）、佐藤ひろみ（加勢と同じ会社の販売促進課の若手）、夢野すみれ（幽霊。突如、加勢の前に現われてきた）●あらすじ／加勢はコンピュータ会社に勤める営業マン。口うるさいだけの上司やドジな部下に手を焼きつつも、仕事はそれなりにできる男。しかし、仕事の忙しさにかまけるうち、なんとなく家族との距離を感じてしまう今日この頃だった。ある日のこと、いつものように深夜に帰宅した加勢が疲れてベッドに横になっていると、突然見知らぬ美少女が現われる。彼女は自分のことを幽霊だと自己紹介するが……（第１話）。▼幽霊だと名乗る少女は、加勢に向かって「ハッピーにしてあげる」と言い残して消えてしまう。幽霊なんて当然信じることのできない加勢は夢だったんだと思いこむが、翌日またしても彼の目の前に少女の幽霊が現
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
2
ハッピーになれるのか2007/05/12
hr
1
５年前に買ってすぐ読んだKindle本。当時は色々と慌ただしくて、落ち着いて読めていなかったのかも知れない。ほとんど覚えていないので、ダウンロードし直して再読。忙し過ぎる父親の描写に、自分の過去を反省させられている。2020/06/06
鬼喜來のさっと
1
日々営業にいそしむ平凡なサラリーマンの前に、子供のころファンだった少女アイドルの幽霊が現れ「パッピーにしてあげる」と憑きまとわれるお話。最終５巻のあとがきマンガで、作者がそれまで未見であった洋画「ゴースト～ニューヨークの幻」をテレビ放送で観て、感動の余韻に浸る間もなく司会者の今は亡き高島忠夫に「いかがでしたか」と遮られてしまう話があるのだが、あの回は当時私も見ていましたが、良作であればこそエンディングに浸りたい気持ちはよくわかります（苦笑）
ものくろ
1
レンタ読み。2019/05/31
ame
1
家族とのすれ違いの微妙な機微についてわかるなーって思う描写をしていて上手いと思う。仕事は生きていくためのお金をくれるけれど、大切なものを忘れさせていくのかもしれない。これは「大切なもの」を思い出していく物語だろうか？ そうならいいな。2018/12/28
