出版社内容情報
百八竜の殺し屋(ハンドレッド・エイト・ドラゴン)、暗号名はクライング・フリーマン。任務を終えた瞬間にキーワードの後催眠から解放され涙を流す…。
▼第11話/吉祥果[きちじょうか](10)?(15)▼第12話/自由なる旅へ(1)?(6)●登場人物/竜太陽(ロン・タイイアン。クライング フリーマンのコードネームを持つ“百八竜”の頭領。日本名・火野村窯)、虎清蘭(フウ・チンラン。“クライング フリーマン”の妻。日本名・日野絵霧)、白牙扇(ペー・ヤーサン。虎風鈴の孫で竜太陽の義妹)●あらすじ/ロサンゼルス中華街の実力者・王大人の依頼で、誘拐された娘夫婦とその子供を救うべく、国際的な誘拐組織“K・N(キッド・ナッパーズ)”の本拠地に潜り込んだ竜太陽と白牙扇。彼らはそこで首尾よく、組織の総帥であるニーナ・ヘブンを人質とした。それぞれの人質を交換することになり、今まさに人質の受け渡しが行なわれようとした瞬間、自分こそは本物のニーナ・ヘブンと名乗る女性が現われた!(第2話?10)●本巻の特徴/国際的な誘拐組織“K・N(キッド・ナッパーズ)”の実体は、ベトナム戦争で心に深く傷を負った兵士を集めて作った軍隊であった。竜太陽達は、ようやくのことで、この組織を崩壊させることに成功する。その直後、竜太陽はかつて自分が殺した刺客の妻だった女性に会いにいくのだが……竜はそこで、新たなる刺客と対