内容説明
役に立たないからと、数学が義務教育から消えた。抗議する天才学者ひきいる“黒い三角定規”は、テロ活動を開始する。数学を学んだ者は組織に洗脳されているおそれが強いことが発覚し、普通の女子中学生・浜村渚が警視庁に助っ人として起用された。警察もビックリする彼女の活躍で、事件は次々と解決する。第3回「講談社Birth」小説部門受賞作。
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。現在は千葉市の学習塾にて学習指導、教材開発を担当。エンタテイメント性のある作品に興味があり、ミステリーに限らず、青春小説なども執筆中。『浜村渚の計算ノート』で2009年2月応募締切、第3回「講談社Birth」小説部門受賞
桐野壱[キリノハジメ]
1987年生まれ。埼玉県在住。2009年2月応募締切、第3回「講談社Birth」イラスト部門一次選考通過(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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