出版社内容情報
傭兵として世界各地で戦ってきたジェド・豪士。戦闘インストラクターとなった今でも、彼の周りには戦いが絶えない…。単なる戦闘ものではなく、戦争が残した傷あとにも注目したヒューマン・アクション。
▼第1話/聖者現わる▼第2話/その男……▼第3話/暗い日曜日▼第4話/黒の手紙▼第5話/素晴らしき休日▼第6話/微声拳銃▼第7話/竜韜部隊(ロンタオプートウイ)▼第8話/最後の切り札(エースインザホール)●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で元傭兵の戦闘インストラクター)●あらすじ/敗戦後のイタリアの寒村に、「ブルーノ」と名乗る男がやってきた。彼は、数々の奇跡をおこし、予言者として村人の尊敬を集めるまでになっていた。自分が射殺されるというブルーノの予言を聞いた村人は、彼を守るべく、豪士に対テロ訓練を依頼する(第1話)。▼イギリス、セント・アイブスのレストランで、IRAのメンバーが豪士を見張っていた。彼らは、日本人のある男から、豪士を抹殺する依頼を受けていた。豪士がを狙われるその理由とは…(第2話)。●本巻の特徴/第8巻では、謎の日本人テロリストの正体が明らかにされると同時に、豪士との対決が描かれている。●その他の登場キャラクター/キース(第3話)、コーツ大佐(第4話)、ソフィー(第4話)、ジャネット(第5話)、トム・ローガン(第5話)、ハリデー元准将(第5話)、ジェフリー伍長(第5話)、珍(第5話)、ジョ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
19
先日の読書会( https://bookmeter.com/events/6605 )に持参した本、テーマは手紙。CHAPTER4「黒の手紙」が東西冷戦の話というところで、読書会の20代30代の若者から、「東西冷戦」や「ベルリンの壁崩壊」が歴史の授業で、終わりの方だったので、一気に飛ばして習ったと聞き驚きました。「東西冷戦」「ソ連」「ベルリンの壁崩壊」ってもう歴史扱いなんですね。新鮮な驚き体験でした。そういえばもう令和ですね(^^♪2019/08/12
OCEAN8380
14
日本人のテロリスト顔も分からず、終わり方も強引な気がした。豪士はジャネットと幸せになれたのだろうか?2018/08/10
きのきの
5
発行年を見ると1988年とある。今から25年以上前の話だ。当時の社会情勢なども思い出しながら読む。全然色あせてない。 現代との違いなんて、結局のところ、携帯電話が一般に普及した事だけであって、紛争やら事件、犯罪、そして憎しみと愛情は、何も変わっていないということ。確かにソ連は無くなったけど、それが世界の平和をもたらしたわけではない。テロやわがままな国家はなくならない。 そして、普通の生活を送れるということが、どれほど幸せなのか、ということも、変わりがない。2014/01/15
ピリカ・ラザンギ
4
パイナップルアーミー完結。今までのキャラが揃って、伏線のあった新興テロ組織も壊滅。2010/05/30
hiloaki
3
8巻もあるマンガの短篇集と思えばまずまずでした。この最終巻はどれももっと壮大な話に膨らませれそうだったので余計に軽く、薄くなってしまってました。特に最後の最後はガス欠で無理矢理終わらせたような感じでしたね。ちょっと残念です。2016/06/02
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