ビッグコミックス<br> 人間交差点 〈1〉

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ビッグコミックス
人間交差点 〈1〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 239p
  • 商品コード 9784091803917
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

川の流れに押し流される小舟のように、「運命」というに波に翻弄される人生。そこには、人と人とが出会うがゆえの、愛や憎しみ、喜びや悲しみがある。そんな人間模様を痛切に描き出した人間ドラマの傑作版。

▼第1話/ガラスの靴ははかない▼第2話/海の時間▼第3話/教官の雨▼第4話/ひび割れた土▼第5話/砂上の設計▼第6話/谷口五郎の退官●あらすじ/殺した男の子供を、刑務所で出産した受刑囚・松沢良子。だがそれは、殺してもなお、消しがたい恨みをぶつけるためだけに産んだ子供だった。その心をいち早く見抜いた所内医・早川は、子供を松沢の手の届かないところへ隔離する。月日が流れ、松沢の出所日が間近に迫ったある日、退官していた早川が松沢のところを訪れる(第1話)。▼海辺の宿で働く一人の女。そこで、初めて客と夜をともにする。だが、その客はただの客ではなかった。彼は、彼女が昔愛した男。この男を忘れるために、彼女はこの町に来たのだった。女を思い出さない男に、翌朝、女は男との細い絆をたどり、男に問いかける(第2話)。▼女子少年院の教官・野崎洋平には、気がかりな少女がいる。その少女の名前は菊島あけみ。彼に、月に一度は手紙を出すと約束して、1年前に仮退院した少女だ。だが、その便りも途絶えて、すでに3か月。また、元の生活に戻ってしまっているのではと危惧しつつ、野崎は歓楽街を訪ねてまわる(第3話)。

<ご注意>希少本ですので、「在庫あ

ガラスの靴ははかない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

26
図書館のリサイクルコーナーにて。高校時代に入り浸っていた友人の家で初めて読んだ『人間交差点』は切ない大人の漫画だった。読んだことないような漫画で、人生の様々な罪と厳しさを教えてもらった記憶があります。今読むと昭和臭がぷんぷんしますが、切なさは変わりません。自分はこんな人生じゃなくて良かったと高校時代とは違った感慨を持ちました。2018/06/25

まゆにゃ

9
kindle無料版。火サスを漫画でというところだが、重いです。セックスと殺人と、そして更生(再生?)の話。中高生の頃、親父がたまに買ってくるビッグコミックオリジナルで盗み見てた記憶があるのですが、ここまで重かったかなぁ。一巻だからかもしれませんが。2015/05/14

elkcopoloc

7
Kindle期間限定無料版。アンダーグラウンドな世界の少しだけ救いのあるお話。短編集。2015/05/26

Kavi

6
これが連載されていたのは、1980年~1990年のバブル景気絶頂期。この漫画の舞台はどの篇もおおよそ、1955年以降の高度成長期の日本である。多くの人が家族も私事も顧みず、仕事に没頭していた時代の、闇を描いている。まぁ、とにかく暗くて、重くて、救いがない。バブルで浮かれている若者を戒めるような話ばかりだ。「この好景気は、高度成長期に自分を犠牲にして働いてきた人のおかげ。浮かれてんじゃね~よ」とね。といっても、人が死ぬ話ばかりなんだけど。当時は、本当に生きることが大変だったんだなぁと、しみじみ。2015/05/25

ヘムレンしば

5
うーん・・・時代設定的には昭和45,6年?丁度私が生まれた頃で、登場人物達は団塊世代ぐらいでしょうか。前からちょくちょくあるのですが、この作品も全く何も共感できないし、微塵も良い話に思えないんです。人殺しといて何悲劇の主人公ぶっとんのぢゃとか、先生とエッチな関係になって逃げだして、またお世話になった旅館から逃げ出すとか、監獄で世話した少女から手紙が来ないからと、トルコ風呂に探しに行くとか、何やってんだ?こいつら?って感じですが。親と子の世代だと価値観が逆転するのでは?と普遍的な法則を感じる今日このごろ。2014/11/04

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